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浅くゆるやかに
【若奥さん 官能小説】

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浅くゆるやかに-7

「ふぅん・・ふぅん・・」

「痛みとかないか?」

「大丈夫よ。もう少し突いても平気だから・・・」

膣口をカリクビの部分が行き来する。
セックスでの快感は子宮を押し上げるほど深く挿し込んで、激しく繋ぎ合うような私の観念は変わった。
こうして浅く突かれていてもジワジワとするざわめきが腰を突き上げてくる。
具体的にどんなのと言うならば・・・切れないおしっこみたいな感じに近いかな?
もう、心行くまで出っ放しである。

少しツラそうに見えたのでここで体位を変えてみた。
夫が横になり、私はそれを押し込むように前側に体を寄せる。
片足を抱えさせ、後ろから挿入すると大きなお尻が憚ってそう深くは届かない。

発想はよかったのだけど、何度やってもポロリと抜けてしまい。
挙句に私はソファーから、きゃあと転落する。

「大丈夫か!?」

夫が慌てて身を起す。大丈夫だと気を取り直すと今度は後ろ向きに座り込んでお尻を突き出した。
私はベッドの中でこの格好が結構好きだったけど、今ではおなかがつかえてできそうにない。
背もたれに肘をあてて、しっかりと掴まった。
パンパンとお尻を打ち付けるようなこの体位特有のかん高い音こそないけれど、かすかに聞こえる「にちゃ」っという音がいやらしい。

「んっ・・んっ・・・はぁ・・ぁっ・・」

思ったより負担がかかった腰のあたりが限界なのかブルブルと震えてきた。
ちょっぴりおしっこ漏らしちゃったような感覚にハッとして、初めて気がついた。

私はイッてしまったのだった。実に呆気ない・・・

つかみが違うように思えるけど、後をひきずる余韻はやはりオルガズムのそのものだった。

「出して・・いいのよ・・・」

「うん・・せっかくお風呂済ませたのに?」

「もう、どうせぐちゅぐちゅよ・・・あっ!それとも緩くてイカない?」

「そうじゃないけどさ。」

緩い浅いじゃ夫はよくないのだろうか?
浅いオルガズムは案外と長く続いていて、まだ突かれるたびにビクビクした。
それでどこかに吹き飛んでいたけど、さっきお尻の穴まで晒して思いついた事がある。

「お尻の穴って・・・使ってみる?そっちなら深く入れても大丈夫と思うけど。」

夫の浮気を防止するために妊娠中はお尻の穴でセックスするといった話はそれとなく聞いた気がする。
その時はふぅんと思っただけだったけど、案外切なるものかも知れない。
ビデオの中にもわざわざお尻を使ってセックスしていたものもいくつかあったから、意外とメジャーな事かも知れない。
夫はクンニのときにお尻の穴まで舐めてくれた。
いままで気づかなかったけど、興味はあるのだろう。


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