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赤い糸
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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赤い糸-1

たとえそれが些細なことでも
あたしにとっては大きなことだったり運命を感じることだったりするかもしれない

それは君がペンを拾ってくれただとか
あたしの誕生日を覚えててくれてたこととか
たまたまバスが一緒だったとか
たまたま休日に出会っただとか
昨日の晩ご飯のおかずが同じだったとか…

運命の出会いじゃないかもしれないのに運命だと思ってしまう

些細な仕草 不意打ちな笑顔

あたしの五感全てが君をみつけてドキドキさせるから


真っ赤な色に染まった糸が
君の小指と結ばれてるみたいに…


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