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衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

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ナディーカ語り(11)-1

(あの屈強そうな女戦士の、弾力と乳圧に溢れるあの乳房おっぱいとて、乳送器あれのパワーには叶うまい‥‥。出力は、リリィに使ったよりも、さらに強く出せる。単純比較なら、おそらくあの「万力」以上‥‥。あのダイナミックな魔巨乳とて、あれのパワーならば、ぐにゅぐにゅに搾り出せるはず‥‥。それとも、別の方式で‥‥――?)
 そして次に、肛虐器を‥‥。
 それは、その名の通り、お尻の穴を調教する装置だった。

 目の前の三人の女には、YY−5を飲ませてあった。やはりドリンク形式で、先のY−6の元になった一代前のタイプY−5の改良を研究中に、偶然できた代物だ。単独では効き目はほとんどないが、Y−6と組み合わせて飲ませることで、独特の催淫効果が増す効能が発見されていた。
(これで、奴らの性感に火がつき――)
 わたしは、計算していた。そろそろ、YY−5が効いてくる時間だった。
(わたしへのおねだりをしてくるはず‥‥)
 三名のうち二名を檻に入れ、おっぱいの体積や形状により最も振りが少なく、したがって感じていなさそうな一名を磔のまま手元に残し、わたしは思案を続けた。
(それとも、万力――?)
 肛虐器は、あの調教士肝いりの装置で、このタイプY−5をお尻の穴に注入することで、前の穴と同じく性感装置へと変質させるというふれこみだった。しかし、わたしは乳送器に対して、この肛虐器のほうを、どうも好きになれなかった。とはいえ、調教の途中でペースを緩めては、それまでの努力の成果が水泡に帰してしまう恐れがあった。それで、乳房おっぱいのみへの調教ではいちばん強力なあの万力責めへと移行したのだ。ジェニーは、その過程を知らないから、あの万力が突然のエスカレートに見えたことだろう。でも‥‥。
(そういうハードな責めよりも、ここでソフト方向へ転換したほうが、効果的‥‥? そういうこと――?)
 わたしは、迷った。生涯で、これほど迷ったことは、ないかもしれない。レアンドラに遷都を敢行したときでさえ、こんなに迷いはしなかった。この迷いを生んだのが、あの女戦士なら――あの乳房バストなら‥‥まさに――。
(魔乳――‥‥)
 わたしはその言葉を、わたしが呼び出したあの調教士より聞いてはいたが、いまここにはっきりと実感した。戦慄と、そして幾許かの畏怖とともに‥‥。
 そのとき、わたしを呼ぶ、少女の声がした。
「ナディーカ‥‥姫」
 わたしは、我にかえった。自分の役割を思い出した。わたしは、スガーニーの指導者ナディーカ・クセルクセスなのだ。またジェニーが置いていった細剣レイピアを手にし、その刃先を彼女の丸いおっぱいに突き立ててやった。わたしにも扱える重さであったし、実戦用ではないが刃先は彼女ジェニーの趣味で鋭く砥がれていると聞いていた。声の主は、磔のままにしておいたドリー――いや、ミドリか――娘だった。
「く‥‥うぅん」
 ドリーとかミドリとかいうその娘は、ちょっと突き立てられただけで甘く鳴いた。わたしが向き直ったときは鋭かった眼光も、とろんという官能の目つきになった。YY−5は、確実に効いている。しかし、こうして扱えはするが、細剣レイピアはやはり、軍人の武器だ。王位のナディーカは、腕ではなくて指先で動かす武器を使うべきだとも思った。つまり、オーガンカードだ。ドリーとかミドリとかいうその娘には、かつて前進室でリリィに穿かせたタイプと同じ、バイブレーター入りの特別パンツを穿かせてある。必要とあれば、オーガンカードを操作すればいいのだ。
「なんだ?」
「おまえ、ルリアさまのおっぱいが、好きなんだろう?」
 拘束され、Y−6とYY−5で意志の自由すらあやふやになっているはずのミドリとかいうその娘の言葉が、逆にわたしの心に突き立った。図星だった。
「あそこに、わたしも戻してくれないか」
 ミドリとかいう娘が、言った。官能の目つきに、理性が戻っていた。
「したいんだ、あれを。わたしも‥‥」
 わたしの目を見る彼女の目は、澄んでいて、真剣だった。その真剣さに捉われて視線を移したわたしの両眼に飛び込んできたものは、檻のなかで、後ろ手に枷という被虐の姿のままで妖しく絡みあう二女体だった――特にその、むにゅむにゅと合わさりあった、おっぱい、だった。
(これは――。ネットで、過去の時代――あの調教士の時代のそういう画像で見た――‥‥)
 わたしは、その凄絶な美しさに息を飲んでいた。
(いや、それよりも、みだらかも‥‥)
 ジャニスというメイドのやわらかそうなNカップに、女戦士ルリアのPカップが、みだらな曲線を変化させながら、ぴったり合わさっていた。そう、ぴったり。ぴったりと、だ。
 ふたりは互いの顔といわず首筋といわず、そしてその爆乳といわず、まるで戦のように、勢いよくぺろぺろと舌を這わせ合っていた。そして、互いのふくらみきった乳房に己の乳房を這わせ、手まで使うことで密着面積を大きくしようとでもいうのか、ぴったり、ぴったりとくっつけたかと思うと、上体を離しては、ゆっくりユサユサと乳房を揺らしながら、互いの豊かな乳丘、そして大きさの割には意外と小さく乳輪の上に、自分の乳首を使って円を描くようにしていた。
「ひゃううう‥‥。うう――ジャニス‥‥いいぞ‥‥」
「ルリアさま‥‥。あなたのおっぱいは、どうしてそんなにいやらし――ひうううううン‥‥!」
 揉みや吸いとはまた快感が違うのか、ふたりは、これ以上は無いのではというような、快楽の鳴き声をあげていた。まるで、自分たちの乳房おっぱいの間にこそ、最高のものがあるとでもいうように。
 おっぱい――‥‥。
 わたしは、自分の胸にも付いている、これが好きだ。しかし、わたしはどこかで、ちょっと歪んでいるのかもしれない。こういう言い方が理解されるかどうか‥‥おっぱい一般、が好きなのだ。自分のおっぱいも、リリィのおっぱいも、関係ない。‥‥と言うより、わたしは、リリィの、木星圏一と言っていい美麗魔乳を責めることで、おっぱい一般を攻めてきたのかも知れない。


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