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接して漏らさず
【熟女/人妻 官能小説】

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接して漏らさず-3

4.
 絵津子が先にシャワーを使い、良夫が出てきたときには、タオルを腹に被せてベッドに横になっていた。

「どっち側がいい?」
 絵津子に改めて聞かれると、普段どうしていたか思い出せない。
「そのままでいいよ」
 良夫は自分のタオルを外すと、絵津子の左横に体を添えた。
 
「これクリーム、薬局で買ってきたわ」
 絵津子が枕の下から、チューブを取り出した。
「OK、でも、多分要らないよ、僕の唾で上手くいくと思うよ」
 
「うむうっぅ」
 唇をむさぼるように吸う。
「絵津子さん、すきだよ、大好きだ」
「良夫さん、大すきよ」
 舌が溢れる唾液にまみれて、左右、上下と追いつ追われつ絡む。

 良夫は、右肘で上体を支えると、左手で絵津子のタオルをめくった。タオルの下から、絵津子の両腿が、むき出しになる。

 乳房と臍の間の胴回りは深くくびれて、そこから下に下がると、むっちりと盛り上がった張りのある皮膚が豊かな腿肉につながる。
 腿の付け根のこんもりと膨らむ小丘の叢は、あまり濃くない。
 (これなら毛切れの心配はないな)早くも叢の下に潜む淫門に迫る亀頭を思うと、待ちかねて勃起したペニスにジュンジュンと電流が流れる。

 舌を絡ませ、乳房を愛撫しながら、良夫は自分の左の腿を絵津子の股に被せた。
 膝を股間に割り込ませ、ペニスを絵津子の腿に乗せ、その上から腰を被せる。股間の疼きが高まり、良夫と絵津子の熱気を帯びた腿に挟まれたペニスはひくひくと蠢いて、早くも先走り液が鈴口から漏れる。

 良夫は、唇を絵津子の手前側の乳首に移動させた。口いっぱいに頬ばった後、舌を乳首に当て、舌先で愛撫する。良夫の左手は反対側の乳房を弄ったあと、脇の下を探り、脇腹、臍、を通って、やがて指先が叢に達する。

 恥毛を中指で掻き分け、指先を進めると、クリっとした突起に当たる。突起の尾根に沿ってさらに指先を進めると、突起のはずれの湿った柔肉にたどり着いた。

 湿り気はあるが、ヌメリは足りない。
 良夫は、口に唾を含んで、指先で柔肉にまぶした。

「ああぁっ」良夫の指先にクリトリスをくじられて、絵津子が呻いた。

 良夫は中指と親指でクリトリスを表皮の上からそっと挟むと、マスターベーションの要領で扱いた。クリトリスは、男の性器の退化したものであるから、良夫にもどうすれば気がいくか、そのコツは分かっている。

「ああっつ、ああっつ、ああっつ、〜 〜 〜」
絵津子は指の動きにつれて、声を上げた。

 絵津子は感じやすい体質なんだ。と良夫は思った。愛撫に敏感に反応してくれる女は、嬉しい。可愛い。
 絵津子のよがり声が、良夫のアドレナリンをさらに高め、指先の動きに気合が入る。

 良夫は、体を下にずらすと、絵津子の腕を上に上げて顔を脇の下に押し付け、舌を使う。
 左右の脇の下の愛撫が終わると、再び乳房を吸い、脇腹、臍の周り、下腹部を舐め回し、小丘の叢に唇を当てて、熱い息を吹き込む。

「絵津子さん、おマンコ見てもいいかな」
「いいわよ」絵津子が喘ぎながら答える。



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