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忘れられない時間
【レイプ 官能小説】

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愛のあるフェラチオ-5

 そういえば、ユウに口でしてあげたことはまだなかったかもしれない。
 いっぱい気持ちよくなっちゃえばいい。
 くだらない我慢なんて、何の役にも立たないんだから。
 舌をゆっくりと上下に動かす。
 棒状のキャンディーを愉しむように。
 亀首のくびれに舌先を這わせていると、ユウの声がまた大きくなった。
「あぁっ……!」
「あんまり声出すと隣の部屋まで聞こえちゃう。ここ壁薄いんだから」
「ご、ごめん、でも、こんなヌルヌルして……うあ、あっ」
 透明の粘液は、際限なくとろとろと流れ落ちていく。
 それをこぼさないように残さず舐め取ってやりながら、桃子はどくどくと脈打つ肉茎を口いっぱいに頬張った。
 じゅっ、じゅっ、と吸い立てながら奥まで咥えこんでいく。
 口の中の粘膜すべてをつかって愛撫するように。
 歯を当てないように気をつけながら、優しく、優しく。
 シーツの中に熱がこもり、ユウの体温が上がっていくのがわかる。
 布団をはねのけて下からのぞき見ると、ユウはいまにも泣き出しそうな顔をして唇を引き結んでいた。
 きっと、必死になって我慢している。
 可愛い。
 可愛い、ユウ。

 そんな顔を見ていると、桃子の興奮も徐々に高まってくる。
 じゅるっ、じゅるっ、と下品な音を響かせて舐めしゃぶりながら、自身の脚の間にそっと右手を忍ばせた。
 さっきから、すごく疼いている。
 割れ目を二本の指で開いて、すでに隆起しかけているクリトリスを探った。
 ほんの一瞬で気持ちよくなれる場所。
 中指できゅっきゅっと擦ると、あっという間に昇りつめてしまいそうになる。
 ちょっと触っただけで、感電したような痺れが子宮を直撃していく。
 腰を振り、手にその部分を強く押し付けた。
 もうユウの何倍も濡れている。
 やめられない。
 太ももの内側に力が入る。
 そのまま膣の中に指を滑り込ませた。
 鉤型に曲げてへその裏側あたりのざらついたところを引っ掻くと、思わず声が漏れる。
 いっちゃう。
 あと少しでいっちゃう……。
 こっそりしているつもりだったのに、異変を感じたユウに布団を剥ぎ取られてすぐに見つかってしまった。
「桃子、それ……自分でしてるの?」
「み、見ちゃだめ……ユウのをしてあげてたら、なんだか」
「反則だよ……う、うっ……そんなの見せられて我慢できるわけないだろ!」
「い、いいよ、このまま口に」
 出しちゃっていいよ。
 そう言い終わる前に肉幹が暴発し、粘り気のある熱湯が口の中に溢れた。
 青臭いような、性の匂い。
 綺麗に全部飲み干す。
 満たされたようなユウの顔。
 こっちまで嬉しくなる。
 もっといくらでもしてあげたいような気持ちになる。
 考えてみれば、自分よりも相手を気持ちよくさせてやりたいと思ったのは彼が初めてかもしれない。
 ユウの精を受けとめた瞬間、桃子の体も燃え上がるような熱に包み込まれていった。
 
「……我慢しようと思ったのに」
「無理しなくていいじゃない、相手がいるんだから好きなときにヤッちゃえば」
「だ、だから、僕はそういうことのために桃子といるんじゃないって」
「そんなの、わたしだってそうだよ。いまごろなに言ってんの?」
「……え?」
「ヤリたいだけだったら、とっくにあんたみたいな面倒な男と一緒にいないってこと」
 桃子がそう言うとユウはぴたりと口をつぐみ、少し間をおいてから蕩けそうな笑顔になった。


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