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恋のMEMORY
【少年/少女 恋愛小説】

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巴のラブラブ大作戦!-4

「プレゼント?佐伯君に?」
「そう!やっぱ好きな人に振り向いて貰うにはそれが一番!」
「……でも、一体何を渡せば。」
「そりゃー手作りお菓子何か良いんじゃない?バレンタインはもう過ぎたけど別に。」

動物園の事を提案し、彼女が蓮と初めてあった例の喫茶店で再び作戦会議をする。

「あたるも甘くて美味しいスイートを渡されたら悪い気はしないよ。」
「一条君…。」

こちとらかて遊びで考案している訳ではない、本気で彼女の夢を応援して。

「よ、よーし!お料理は毎日家でしてるからやってみる!」
「うしっ!そのいきだっ!素敵なお菓子がアンタからのプレゼントと聞けば、好き…には行き成りならないにせよ、多少距離は縮むハズ。」
「朝の挨拶でも、君にも声を掛けてもらえるんじゃない?」
「!!」

そうだ、これならいくら鈍感なアイツでも振り向く筈…。



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