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社員旅行で部下のパンティを……
【フェチ/マニア 官能小説】

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実行-1


 そして今、私は二日酔いとウソをついて旅館にひとりでいた。
 社長を始めとする社員たちは皆、海や観光、ゴルフなどに興じている。

 さて、どうする? 計画を実行するか? 実行すれば、藤崎君のパンティを手に取り、鑑賞することが出来る。

 私は、誰も見ていないのに二日酔いの演技をしながら、階段を下り、ロビーに向かった。
 表向きの理由は、ロビーで新聞を読むことだ。
 高鳴る心臓の鼓動。息が苦しい。
 そんな中、こんなふうに自分に言い聞かせた。

 どうせオチは決まっている。今日に限ってフロントに従業員はいるんだ。そして、私は自分の愚かさを笑って部屋に戻る。

 だが、フロントには昨日と同じで誰もいなかった。
 デスクに『御用のある方は内線105におかけ下さい』というプレートがポツンと置かれている。
 私は激しく混乱した。

 いけない、お前のやろうとしていることは犯罪だぞ。バレたらすべてを失い、周囲から白い目で見られる。だが、こんな機会は滅多にない。藤崎由美を想ってオナニーしているだけで満足なのか? 藤崎由美の使用済みパンティを見たくないのか?

 何も決められず、ふらふらとフロントの前まで来た。
 周囲をキョロキョロと見まわす。
 人の気配はなく、完全に静かでのどかな午後だ。
 307号室の棚が目に入った。
 鍵はしっかり置いてある。

 下着を見るくらいいいじゃないか。別に痴漢をしたり強姦するわけじゃないんだし。

 勝手な言い訳だとわかりつつ、知らず知らずのうちにフロントの中に入っていた。
 こうなったら決行だ。
 307号室の鍵を急いで浴衣の袖の中に入れ、フロントの外に出て、逃げるように早足で歩いた。
 この間、わずか十秒。
 小心で保身のかたまりのような私がよくやれたなと思う。
 そして階段を使い三階まで上った。
 エレベータを使わなかったのは人に会うのを怖れたからだ。
 今の自分は確実に警官に職質される挙動不審な人間だろう。

 307号室は三階の奥の方、非常階段に近い部分にあった。
 廊下にはもちろん誰もいない。
 藤崎君は確か近くの海岸で海水浴をしているはずだ。
 幹事が話していたが、昼食は確かバーベキュー。今頃はその準備をしているに違いない。

 よし、やるぞ。ここまで来た以上、後戻りは出来ない。

 震える手で、307号室の鍵穴に鍵を入れた。
 階段を上ってきたことと緊張のせいで息は切れ、心臓が高鳴っている。
 鍵は難なく回転し、カチャリと音を立てて外れた。

 よし……!

 ドアを開くと、窓から海が一望できる日本間があった。
 広さは八畳で、女性部屋らしくうっすらと甘い化粧品の匂いがする。
 深呼吸をして、足を踏み入れると四つの旅行鞄が置かれていた。
 藤崎君を始めとする四人の若手女性社員のバッグだ。
 メンバーは確か藤崎由美、佐藤奈緒、上野やよい、横山果歩―――
 それぞれに彼女たちが汚した恥ずかしい下着が入っているに違いない。
 藤崎君以外の三人もなかなか可愛い女の子で、すべてを開けて確かめてみたいと思ったが、まずは藤崎君のものだ。あの藤崎君がどんなパンティを穿いているのか見てみたい。匂いを嗅いでみたい。
 バッグはすぐにわかった。
 タグ付きの落ちついたデザインのグレイの厚い布製のバッグだ。
 行きの観光バスの待ち合わせの時、目にして、そのデザインが彼女に合っていると思ったのでしっかり覚えている。




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