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「あたし……」
【その他 官能小説】

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(4)-2

(ペニス……)
それを目にした時、そう思った。秘唇の上部から伸びていたのは陰核であった。核、ではない。瀬野の親指の半分ほど、いやそれ以上に大きい。しかも包皮が剥けて『勃起』している。
(これだ……美菜が当たったといったのは……)
これなら、当たるはずだ。亀裂をなぞることだってできるだろう。
 驚いた。
(陰核肥大というものか……)
画像で観たことはあるが、割れ目から飛び出た生の突起は何とも淫靡であった。

「わかったでしょ……」
真奈美の表情には自虐的な笑みがあった。
「異常なんだ……男だよ……」
(そういうことか……)
この突起が彼女に重くのしかかっていた。……

「びっくりした?」
「うん……ちょっと」
「もう抱く気にならないでしょ?」
「それは逆だ。我慢できないほど燃えてきた」
「うそ」
「うそじゃない。すごく、昂奮する」
「付き合ってた人、醒めちゃったみたい……」

 初めて付き合った相手、初体験の時だったという。
「女なの?って訊かれた。……病気じゃないのかって呟いてた」
男のペニスが萎えているのが見えた。
 
 たしかに、肥大症というから病気なのかもしれない。が、大きさは人それぞれちがうものだ。ペニスにしろ乳房にしろ、化け物のように巨大なものもある。体に異常がなければ魅力と感じるか、嫌悪するか、それは好みによるだろう。瀬野は震えるほど昂奮した。

「だから、バージンなんだ。でも、そんなのもう、関係ないけどね……」
「真奈ちゃん。ここ、感じる?」
瀬野は言いながら突起を摘んだ。
「あう……感じる……すごく……」
「すごいよ。素晴らしいクリトリスだ」
「ちがうよ。こんなクリトリス、ないよ」
「君だけが持っているんだ。ほかにはない宝物だ」
真奈美は答えず、首を横に振るだけだった。

 突き立ったクリトリスは濡れて宝石のように淡いピンク色に輝いている。
(男を狂わせる輝きだ……)
異形ではあるがこれを見て昂奮しない男の気が知れない。

 瀬野は顔を寄せ、
「舐めるよ」
真奈美は目を閉じていた。
 そっと口に含む。
「ああ!」
真奈美の体が突っ張って伸びた手はシーツを掴んだ。
 とろけるような滑らかさが唇に、舌に触れる。クリトリスを『咥えた』ことに感動した。

「感じちゃう……しびれちゃう……」
真奈美の体が大きくうねりはじめた。
 軽く吸い、スポッと口を離した。
「いや……」

 裂け目を割って顔を覗かせるはずの秘核が突き出ている。先端は丸みを帯びているが幼児のペニスほどもある。さきほどより充血しているのか、赤味が増していた。

「ふだんから立ってるの?」
真奈美は薄目を開けて瀬野を見下ろし、また目を閉じた。
「体が熱くなってくると、大きくなる……」
つまり、昂奮して勃起するということだ。

「いつもは……」
柔らかくなって少し小さくなるが股を閉じても飛び出ているという。
 脚を開かせると溢れた蜜が糸を引いた。ふたたび含み、舌で弄う。真奈美の囁くような声が続いた。

 大きくなり始めたのは中学三年の頃、まだはみ出してはいなかったが、触っていると気持ちよくなって硬く、膨らんできた。同じ頃、オナニーを覚えた。
 一段と肥大化したのは高校二年の時期で、感じてきて膨らむとペニスがついているように見えた。小さくなってもはみ出てしまう。オナニーのせいだと本気で思ってそれから触れなくなったが変わらなかった。割れ目に押し込んで挟んでも飛び出してしまう。
(自分は男と女が混じっている)
何度も死ぬことを考えた。……
「修学旅行でお風呂に入るのが嫌で、生理だって言って入らなかった……」
年頃である。体の異常は辛い現実だっただろう。そんな中、おそらく意を決して迎えた初めての男に決定打を食らった。……

  
 真奈美の言葉は切れ切れになり、喘ぎも混じるようになっていた。
「真奈ちゃん、感じてる?」
「……うん……力が抜けて……どうにかなっちゃいそう……」
「すごく敏感だ」
「そんな変なもの……ほんとに、いいの?」
「変なものじゃない。貴重な女の体だ。真奈ちゃんだけのものだ」
思わず強く吸った。
「痛い……」
「ごめん、強すぎた?」
「ううん、いい。いいの」
女陰からはとめどなく溢れてぬめりはデルタ一帯を被っている。

 瀬野は開脚した股間に迫り、屹立したクリトリスと対峙するようにペニスを秘唇に宛がった。真奈美を見ると目を見開いていた。『その瞬間』に備えてか、深く息を吸って胸部がせり上がり、大きく吐き出した。 
先端を軽く押しただけで濡れた秘肉が捲れる。まだ亀頭は埋まっていない。貫く前に瀬野は真奈美の腕を取って引きつけた。
 真奈美の手が瀬野の腕を縋るようにしっかりと掴んでくる。見合わせた目が頷いたように見えた。
『きて……』
 押し出すと夥しい蜜液に塗れてペニスは吸い込まれるように潜っていった。

「あああ!」
腕を引いたまま股間を密着して重なっていく。巻きつくような柔肉の感触が痺れる快感を生んだ。

 真奈美の閉じた口からは嗚咽のような声が漏れ続けていた。
「痛い?」
真奈美は小刻みに首を横に振り、
「熱くて、気持ちいい」
押しつける度に硬いクリトリスが瀬野の恥骨に当たる。それ自体は快感ではないが、奇妙な圧迫は欲情を煽ってくる。当たると真奈美の体が硬直して膣が痙攣のように締まる。
(これはたまらない)

「クリ、気持ちいい?」
「うん……すごく、すごく……ああ!あたし、あたし、女よね」
「女だ。すばらしい女だ」
のけ反った真奈美の歓着の表情は陶酔の笑みが表われていた。






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