投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

衛星和誌 −Qカップ姉妹−
【SF 官能小説】

衛星和誌 −Qカップ姉妹−の最初へ 衛星和誌 −Qカップ姉妹− 57 衛星和誌 −Qカップ姉妹− 59 衛星和誌 −Qカップ姉妹−の最後へ

ジェニファー語り(4)-1

 そのうちに、ナディーカさまの命により、わたしは調教そのものも手伝わされる破目になった。
「ほら、リリア・ミアヘレナ。どうだ? ――感じるだろう?」
 柔らかな刷毛はけで彼女の肌をくすぐらさせられたりもしたが、手足に枷をはめたりする作業と同様、わたしがあまりにも責めを義務的にこなす様を見て、リリアも事情を察したらしかった。
 複雑な笑みでわたしを見つめ、調教される立場ながら、わたしに落ち度がないように努めてくれるようになった。ナディーカさまがご観覧するときは難しかったが、それ以外は彼女の努力がうかがえた。乳首を吸うことを要求され拒否したことがあったのだが、そのときは特にそう振る舞ってくれた。
 それまでリリア・ミアヘレナを特に意識したことがなかったわたしは、
(なるほど、パーフェクトだ‥‥)
とその気遣いに感心し、彼女がナディーカさまを一方から支えてくれていることを頼もしく思いもした。
 これまでは、彼女のどこかすました態度から、自分とは気が合わないだろうと思ってきた。軍学校は出たが叩き上げのわたしと、メイド養成学校を首席で卒業したという彼女との違い。そう思っていたのだが、コンジャンクションが終わったら彼女といろいろ話してみよう、という気になった。
 またわたしは、調教とは別に、本来の側近として、ナディーカさまがおもに宣伝省から受け取る情報に明るくなっていった。木星圏中の隅から隅まで映像を流し、自分も投票という形式でコンジャンクションに参加するのだという意識を全民に持たせ、そしてスガーニーの勝利と偉大さを全民に納得させなければならないのだ。そのための特別予算が組まれ、宣伝省は張り切っていた。
 また、わたしはナディーカさまの命により、あの調教士と工場集団ザヴォーズとの橋渡し役にもなった。あの男から、調教に使うという様々な器具・道具や部屋の設備が具申されてきたのだ。これにより、さらにあの男と頻繁に接することになった。当初は嫌だったが、命令とあらば致し方なかった。それに、これはその業務をやってゆくうちに気がついたのだが、わたしと彼ら工場集団とのパイプを深めさせようという、姫のおはからいでもあるように思えてきた。当初は産業省を通していたが、無駄な時間がかかりすぎるということで、わたしと工場集団との直接の交渉となった。前政権の置き土産ともいえる産業省の官僚たちをナディーカさまが好いていないことは、王宮・政府の多くが知るところだった。将来、あの官僚たちへの圧迫を強める――もしかしたら、産業省そのものの改編も有り得るのではないか――槌と穿孔器ドリルを意匠化した章のついた工場集団本部の正面扉ドアーを何度もくぐるうちに、そういう意味での計らいでもあるように思えてきてもいた。
 オイオも調教士を召還したという情報は、早期に入手していた。情報は次々と寄せられ、おそらくオイオは、あの政権の要の人物を押し立ててくるだろうということも、知るところとなった。
 ルリア・ミアヘレナ‥‥――。その女の名前を聞いたとき、わたしは胸の内に軽い動揺を覚えた‥‥。コンジャンクションに向けてわたしも戦意が湧き、各種の手配マネジメント調教士おとこと工場集団との間を行き来する任務に、明け暮れることになった。その間にも、リリア・ミアヘレナの調教は進んだ。


衛星和誌 −Qカップ姉妹−の最初へ 衛星和誌 −Qカップ姉妹− 57 衛星和誌 −Qカップ姉妹− 59 衛星和誌 −Qカップ姉妹−の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前