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姉貴が天然すぎて我慢の限界なんだが
【姉弟相姦 官能小説】

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風呂上がりの夜空に-6

「なーんだ。やっぱ綺麗なお姉ちゃんのセクシーな入浴シーンを覗けばよかったのにー」


 言いながらシホはこれ見よがしにTシャツの襟首を引っ張った。
 引き下げられた襟首から豊かな胸の谷間がのぞく。
 それを視界の端に捉えながら、ユウジはやり切れない心境だった。


(始まった・・・)


 根っから天然のシホは、しょっちゅうこうして実の弟にセクハラまがいの嫌がらせをする。
 胸元をチラ見せしたり、目の前で着替え始めたり、ひどいときには所謂「手ブラ」状態でうろついてみせたり・・・。
 もちろん本気で誘っているわけではない。
 ただ思春期の男子が困惑して顔を伏せたり、恥ずかしがって顔を赤らめたりするのが面白いらしく、しかも始めると結構しつこい。
 さらにたちが悪いのは、どうもユウジの下半身をそれとなく注視しているフシがあることだ。
 そこに性的興奮の証拠を見つけようものなら、どんな大騒ぎを始めることか。


「あー暑い。ほれほれ、見たい?見たい?」


 調子にのったシホは大胆な挑発にでた。
 襟元を引っ張って胸の谷間を見せたかと思えば、小さな臍がある腹はおろか、下乳のラインまで見えるほどTシャツの裾をまくってみせたりした。


「ちょ、ちょっと何して・・・」

「あれれ?興奮しちゃった?」

「べ、別に」

「へっへー、じつはブラしてないんだ。お風呂上がりはいつもだけど」


 もうテレビ番組どころではなかった。
 暴走気味のシホは弟の動揺につけこんで、さらなる攻勢をかけてきた。


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