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心も抱きしめて
【女性向け 官能小説】

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「ずっと好きなんだ」
「えっ」
「あのサークルのメンバーは全員知ってるよ」
「なんでですか!」

淹れたてのコーヒーをカウンターに置いてまだベッドに座っている私を立たせてくれた。
私のコートを脱がせてくれて
手を引いてカウンターに座らせる。

いつもの、スマートな石島さんだ。

「2年前かな。皆の前で告白してる」
「えええぇ!私覚えてません」
「みんな酔ってたからなぁ」

思い出して小さく笑う。その顔が好き。

「でもみんな覚えてるはずだよ。
由香里が彼氏がいないとクダを巻いてて。だったら俺と付き合わないか。って
告白したんだ」
「石島さんが、ですか?」

石島さんが?だ。
きっとみんなだってビックリしたから覚えてるんだ。

「俺が告白したら変かよ?」
ちょっとムッとした顔が可愛い。

「由香里は俺が冗談を言ってるんだと聞かなくて」
「・・・・」
「2年間好きだったら考えるって。皆の前で条件を出したんだ」

私ったら・・・酔った勢いで先輩に向かって何言ってるの・・・

「美香も?美香も知ってるんですか?」
「知ってるよ」

あいつめ・・・

「でも、2年って長すぎませんか?」
「どうしてもって由香里が聞かないんだよ」
「スミマセン・・・」
「でも、俺も主任になったばかりで仕事が忙しくて丁度良かったんだ。
あの時は、今以上にかまってあげられない状況だったから。
・・・ずっと好きだよ。でも俺の告白は覚えてないみたいで。
それならと、きっかけを作ったにすぎないんだ」
「・・・・」

「俺じゃないと感じない身体になってる。
もう由香里は俺からは離れられないよ」

そう言うとゆっくり私にキスをした。





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