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家族
【獣姦 官能小説】

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B結婚式-1

B結婚式

初めてお会いする方からよく『お若いですね!とても三十路には見えませんよ!』と驚かれます。お世辞なんでしょうが、女性としてそう言ってもらうのは嬉しい限りです。

夫婦生活の充実は若々しさを保つ秘訣だと思います。私自身、夫のロンのために身体のケアは怠りません。体力強化のための運動やエステ通いもしています。それ以外にも色々気をつけています、例えばムダ毛の処理なんかもそうです、私は彼とのセックスのために定期的にアンダーヘアーをすべて剃っています。

こうした小さな努力の積み重ねが夫婦生活の充実につながっていきます。自分自身を若く保つことが愛する夫への最高のプレゼントだと私は思っています。

夫のロンにふさわしい妻になると日々努力しているのですが、ロンと私が夫婦であると思われることはありません。一般的には私が飼い主であり、ロンはペットです。

でも、娘の露美は薄々気がついているようでした。『ロンはママのお父さんなの?』と聞かれたことがあります。私は冗談とも本気ともつかない言い方で、『そうよ!ロンはママの夫よ!』と返事しました。露美は私とロンの秘め事を知らないのでしょうが、やはり普段の生活から察することがあるようです。

娘の露美は10歳です。この位の年齢の子供はいつもママやパパを見ていますから、私の何気ない仕草から、私とロンが飼い主とペット以上の関係であることがわかるようです。

「ロンとママの結婚式をしようよ!」

ある日、娘の露美が私にそんなことを言ってきました。子供っぽい『ごっご遊び』の延長だと思いましたが、露美は真剣でした。

当然ですが、私とロンは結婚式をあげていません。そういった儀式は私とロンには不要かもしれません。でも、娘の露美には必要なのかもしれません。露美はきっと私とロンの関係があやふやでわかりにくいのでしょう、だからハッキリさせたいんだと思います。

結婚式は私の誕生日、自宅のリビングで行われました。

私はレンタルしてきたウエディングドレスを着て、神父役の露美の前に立ちます。隣に夫のロンがいて、おとなしく座っています。私とロンは娘の前で愛を誓い、キスをしました。

『花嫁ごっこ』の延長かもしれません。でも、その日は私、夫のロン、娘の露美にとって重要な日になりました。結婚式を境に露美の中で、ロンが『新しいパパ』となり、『私の夫』になりました。結婚式を上げたことで、私達は本当の意味で家族になれたのです。


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