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四人の女
【熟女/人妻 官能小説】

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四人の女-53

 翌日瑠璃は娘の美晴を学校に送り出すと、家にやってきてまだ寝ている自分の横に下着になって入ってきて、関係が出来てしまった。瑠璃に押し切られる形で。


 それから間もなくして瑠璃の家に三人の医大の学生が下宿をすることになった。今まで夜は一人で過ごしていた娘の美晴が下宿人達と仲良くなって面倒を見てくれるので、。瑠璃は殆ど夜は翔太と過ごすことになったが、毎夜翔太の許に現れるとは限らなくて、アフターで指名をよくしてくれる男と過ごすことが週に二回はある。


「ご免なさいね、夕べ断りきれない大事なお客だったの」

 朝に帰ってくるとき必ずそう言って、翔太にに抱かれてキスをする。別に翔太は何とも思っていないので、そのまま今も過ごしている。

「翔太さん、これだけは信じてね、ゴム使っているから」

「どうして」

「だって、子供は翔太さんからと決めているもの」

「種なしだったらどうする」

「医大で調べて貰おうよ」


 翔太は明日から作業にはいるが、瑠璃さん我慢できるかな、少し心配であった。

 次の仕事の資料はりんごのダンボール二箱に詰められて渡された。出版社の軽トラが運んでくれた。

 家族全員が住んでいたころは、リビングとして使っていた十二畳ぐらいある広い部屋を改造して作業机、製図板、勉強机の大きいの、パソコン二台などを置いて外の庭に部屋から張り出してトイレと洗面所を作った。

「妹がいたときは、仕事から帰ってきてから、インスタント食品や、もろもろをを揃えてくれて、朝食はおにぎりを作っておいてくれた。妹が嫁に行ってからは、時々三日ぐらい食事をしないことがありましたね」

 午前一時ごろに帰宅して、すぐにやってきた瑠璃に翔太は話す。

 ダンボールの箱を開いて作業台の上に編集行程の順に資料を並べ終えたところに瑠璃は訪ねてきた。

「私は、何をすればよろしいの」

「ただ見ていてください。握り飯だけ作っておいてください。一区切りが付きましたら二日ほど休憩します」

「分かりました、適当にいたします。翔太さん頑張ってね」

「今日はこれで終わって、風呂に入って、一杯やって寝ます」

「私、泊まっていいでしょう」

「いいけれど、美晴ちゃんは?」

「お姉さんがちゃんと居ますから、大丈夫」


「どうしたの、涙を流して」

「だって、長いお別れのような気がして、・・・・・・・抱いて翔太さん・・・・・・もっとぎゅっと・・・・・・これは駄目なの・・・・・・・・こんなになっている」

「いいよ、しばらく出来ないからね、赤ちゃん出来るといいがね・・・・・・・ここで?」

 瑠璃は大きくうなずいて翔太の胸に抱かれたまま浴槽の中で挿入した。


「翔太さん、瑠璃、久しぶり、逝っちゃった・・・・・・・このまましばらくじっとしててね卵子のお迎えを待ちましょう」


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