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四人の女
【熟女/人妻 官能小説】

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四人の女-36

 エリと客の木村が席を空けると律子は客席を見渡した。各席から直接他の席は見えないように客席は配置されてはいるが、それでも客とホステスがどんな事をしているか大体分かる。どの席もホステスと客は密着して何かを行っている様子である。

「お待ちどおさん」

 律子が木村と席に戻ってきた。

「律子さん。何か飲む」

「香りが良いのを、お客さんに失礼でしょう、匂いの可笑しいアルコールは」

「そうね、木村さん律子さんの就職祝いにシャンペン」

「いいよ」

 木村は、シャンペンを一口飲むと、チェックしてくれとエミに言うと席を立った。

 二人で送って出て。、控え室に戻る。

「木村さんって好いお客なの、時間前に帰る。大体二セット座ってね」

「エミさん、今で幾らになったの?」

「セット代が、六時から八時で1万8000円、ドリンク代がシャンペン1万円、2万8千円ね四割がホステスだから1万1200円がうちらの懐にはいるの、料金表を見て御覧」

「散歩、2万円、これはなんですか」

「セット時間内にホステスと外を散歩できるの、実際は本番したいお客がホステスの了解で外に出てホテルでね」

「アフター予約は」

「店が終わってからお客と一緒に遊ぶこと」

「色々と有りますのね」

「律子さん、トイレを見た?」

「広い奇麗な個室が並んでいますね」

「久美ママが、客席の改造の時に、ホステスのドレスが汚れるから広いトイレに改造をしたの」

「そうなんですか」

「さっき、木村さんとトイレに行ったでしょう。実はトイレでしてやったの」

「本番を?」

「そこまではしないよ、フェラをして手コキで出してあげたの」 

「サービスで?」

「いただいたよ二枚」

「そんなことが出来ますの」

「内緒でね,でもみんな知っているはよ」

「本番する人もいるんでしょうね」

 ボーイが来て、

「エミさん、フリーの客だけれど、律子さん大丈夫かな、エミさんは指名があるでしょう、人が足りないんだ」

「律子さん、大丈夫ですか」

「はい、やてみます」


「律子さんです」

 ボーイが紹介をして律子が客の隣に座ると、

「僕、今日初めて来たんだ、料金はどうなっているの」

「今は、もう九時に近いですから一時間がセットになっていまして。、ここに料金表があります、2万円です、それにドリンク代が五千円、2万5千円です。高いでしょう」

「高いけれど、貴女のような綺麗な人が横に座ってくれれば、安いものですよ」

「ご冗談を、でも有難う御座います。乾杯しましょう、5千円払っているのですから、無くなったら追加します、追加は料金が要りません」

「綺麗な人と飲み放題・・・・・・・」

「お名前良かったら教えていただけません」

「高杉です」

「お医者さん」

「どうして」

「お医者さんの匂いがします」

「やはりね、まだ新米ですけれど」

「私も新米ホステスです、今日が初日」

「フレッシュコンビですね」

「そうですね、キスしましょう・・・・・びっくりすること無いでしょう、みんなしていますのよ」

 律子は、無理に高杉の顔を自分に向けて唇を合わせた。なんかそうしたい気分になったからである。

「驚いた、律子さんが忘れられなくなる」

「看護師さんが沢山おられるでしょう。すぐに忘れるはよ」

「携帯番号交換しよう・・・・・・出して携帯」

「叱られませんか、ホステスなんかと電話して」

「大丈夫だよ」

「私は、ホステスですからいろんな男と付き合いますが
それでも高杉さんは平気ですか?」

「少しは心がぶれるでしょう、律子さんは看護師なんか多くの女性に囲まれて仕事をしている私は平気ですか?」

「高杉さんと一緒、少し心が乱れます」

「なら、同じですね、番号とメール交換しましょう」

 律子は携帯を操作している高杉を見ていた。

「高杉さんは、何しにここへおいでになったのですか」

「どうして?」

「ここのお客さんは、殆どが男の性の満足させようとホステスと言う女性をもとめて来てお出でです。私達もそんな男の人を満足させてお帰り願おうと、このようにお隣に座っています。わたしからは何もしてあげられませんは、高杉さんが何かをなさらないと」


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