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四人の女
【熟女/人妻 官能小説】

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四人の女-12

「小母さん、事故に遭われたと聞きましたがお見舞い遅くなりました」

「美成さんね、また一段と綺麗になって、お母さんの結婚式以来ね、お母さんは元気?」

「便りがないのは元気のせいだと思っています。元気なんでしょう」

「再婚して、家を出て行っちゃったんだものね・・・・・・・・今日は重文とどうして」

「実は、昨日私の店に大勢連れてこられて一緒に帰りまして私が誘惑して家に泊めましたの。小母さんのことを
聞きまして、小母さんが退院するまで私の家で同棲することに致しました」

「同棲って、しちゃったの」

「はい、いただきました。童貞だったのですね。私も初めてです」

「美成さんは、そうではないでしょう?」

「生で頂くのは初めてです。妊娠すればいいなと思っています」

「重文はそれで良いの」

「美成さんは強引だから・・・・・・僕はいいんだよ」

「そう、では美成さん宜しうお願いいたします」

「ハイ、大事にお預かりいたします」

「美成さんは、まほろばで働いているんだって」

「ハイ、働いています。よくご存じで」

「服部光子、ママさん、元気? 昔大劇で働いていた頃入店してきたの、可愛らしい子だった」

「そうなんですか、小母さんが昔ナンバーワンだったって母が言ってました」

「美成さんみたいに向こう見ずでね、勢いで重文の父親と結婚したの」

「聞いていますお二人で頑張ってスーパー山瀬を大きくなさったって」

「美成さん一寸いい、お母さんと仕事の話があるから」



「良い小母さんだから安心した」

「油断してはいけないよ、女傑だからねお母さんは」

「今も、叱られているの?・・・・情けない」

「しょうがないよ、母親の首は切れないからね」

「そうね、我が家も一緒。重文さん私は店に出るね、ご飯は作って置いとくから、コレ鍵、合い鍵、ちゃんと帰ってくるのよ」



 瀬戸瑠璃と末広康納・因幡久美と霜鶴和夫


 瑠璃、久美二人は初めて風俗で働きだして年を越した。瑠璃は妹の恵美が帰省して来て娘の美晴と三人で父親の実家で年を越した。

 久美は、親しくしている霜鶴和夫が島根に帰省して、一人で年を越した。生まれて初めて一人だけの正月、でも店は正月から開店していて、身体は忙しくて一人の年越しの寂しさは、さほど感じなかった。

 そうして、二月の半ば過ぎ医大の期末試験が終わった頃に瑠璃は末広康納のマンションを訪ねた。

「暫くね、元気に試験を終えた、無事にパスね」

「頑張ったよ、瑠璃さん・・・・・テレビが点かなくなった、隣の友達を呼んでくる」

「オイ、霜鶴・・・・・オレだ」

「なんだよ、一寸待てて・・・・・・」
 
瑠璃は康納の友達が来るとまずい、と外に出ると隣のドアーが開いて、

「霜鶴、テレビ点かないんだ・・・・・お客さん?、綺麗な人だね、彼女?」

「和夫さん私失礼する」

 出てきた女性と瑠璃は扉の所で顔を合わす。

「久美さん、ホットプレイトの」

「瑠璃さん、ドリームの」

「二人知り合い、中に入って寒いから、僕霜鶴、入って末広の所のテレビ見てくるから」


「久美さん、お互いに名前と顔は知っていてもお話しするのは初めてね、瀬島瑠璃です」

「本当に、因幡久美です」

「彼氏?霜鶴さん・・・・・」

「初めてのお客さん、瑠璃さんは?」

「末広さんも同じよ、初めてのお客さん」

「それからのお付き合い?私も、肩をパンパンに硬くして、頭が重いと、普通のマッサージと思ってきたのね」

「そうなの、和夫さんも同じようなもの」

「それで、しちゃったの」

「瑠璃さん、はっきり言うね、そうよ、瑠璃さんも?」

「お店は本番禁止でしょう・・・・・・この仕事私達も何処かで抜いてしまわないと、気が狂いそうになるでしょう」

「そうよね、みんな適当に男としているものね」

「久美さんは、家が近いの? 私の家はこの道を上って下ったところ、日本家屋があるでしょう」

「あの、広い畑の?私のマンションは、線路の高架を渡らないで左に行った高台の三階建てのマンション」

「いっか心中があった」

「それ、叩いて安く買ったの、そうだ、瑠璃さんの家間数が多いでしょう」

「昔の家だから、多いよ」

「和夫さんに貸して貰えないかな」

「ここでは駄目なの?」


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