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私が結婚しない理由(わけ)
【理想の恋愛 恋愛小説】

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私が結婚しない理由(わけ)-28

 渡井はこの雨量だと、始発を走らせた後電車は運休か途中の駅で列車が止まるような気がしていた...。
河川脇や山間地を走る電車なので、土砂崩れなどがおこりやすい路線でもあった。

「今日はなんか、ダムの工事の人が沢山泊まるから、お母ちゃん達朝からバタバタしてたし、車で送ってなんて言えない感じだし、電車走ってるなら早く乗って学校いけばいいと思い来てみたの。」

 事情を察した渡井も始発だけでも、泉津まで到着しないかと願った。

「加奈ちゃん、取りあえず始発で行き、どこかで止まればそこから先バスとかもあるし、まあこの先の運行状況を泉津駅に聞いてみるよ。」

 渡井は駅の専用電話回線で泉津駅に連絡した。丁度山口が電話口に出た。
「あっ、山口先輩、接祖駅辺りは大雨が昨夜から降り続いてますがこの先の運行状況どうですか...?」

「まだ運休にはなってないぞ、もうそっちの始発来るだろ、この後の便から運休するかもだが、またこっちから連絡するし、取りあえず徐行運転で今は出せよ...。今、色々他の駅からも問い合わせやらで忙しいからなんかあったらこっちから連絡するからまたな。」


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