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私が結婚しない理由(わけ)
【理想の恋愛 恋愛小説】

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私が結婚しない理由(わけ)-11

「あーっ!渡井さんのお尻までキックしてんの〜!この変態駅員〜!接祖駅には来ないで下さる〜ぅ(笑)?」
「おっ、ご両人、これからおデートですか〜?」
「そうですけど、なにか文句でもー、あーん渡井さん、加奈もこの変態駅員に泉津の駅で、またお尻蹴られたぁ〜友達見てたし、最悪っ。」
「読書なんかに夢中で隙ありすぎでしたよん」
山口が加奈子をからかう。
「渡井さん、こんな変態駅員ほっといて、早く行こう、ピクニック〜」
渡井の手を引く加奈子。
「あっ、加奈ちゃん悪い、実は夕方からまた勤務だし、あんまり遠出わ〜...。」
「え〜ぇ、またこんな変態駅員の都合で、私達の二人だけの時間が短縮、山口〜使えない」
加奈子は山口の尻に蹴りを仕返えそうとしたが、かわされた。
「加奈ちゃん、こんなオタク、どこがいいのさ?タヌキ飼い慣らしてよろこんでんだぜ」


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