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磯崎恵利子 16歳の受容 platinum girl
【レイプ 官能小説】

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不易一文-1


 2006年 11月25日 土曜日 晴れ

 この日、不易一文(ふえきかずふみ)の部屋に…… 恵利子は…… 居た。

 偶然から始まった同級生少年との出逢い。
唐突とも思われた運命の出逢いは、時を重ねるごとに少年との価値観の一致を恵利子に認識させていく。

それは互いの価値観を共有できる存在の“異性”、恋人であると磯崎恵利子は思い、願っていたのかもしれない。

 そして繰り返し繰り返されていく“時”は、急速に二人の距離を縮めて行き……

(不易くんが、不易くんなら、本当のわたしを“取り戻してくれるかも?)
一縷の望みを託し恵利子は、一文のベットにその身を横たえる。
それと同時に恵利子の脳裏には、昨晩自宅での記憶が過る。


 2006年 11月24日 金曜日 雨

 午前零時を少し回る頃。
日付をまたごうとするこの時間になっても、冷たい雨が止む気配は無く降りしきっていた。

 ほんの数時間前までを省みる恵利子…… 放課後、二時間の記憶。

この日ビスクドールの様に愛らしい少女、磯崎恵利子は目覚める事になる。
僅か9日前、16度目の誕生日を迎えたばかりの恵利子。
その清らかな心とは裏腹に、男の欲望を咥え込んだ膣孔が戦慄きはじめる。
それは当初あった苦痛から来たものでは無く、抗い難い未知なる感覚、初めて知る感覚であった。

(っ、あぁぅ……)
後背位で貫かれる恵利子の口元から、微かに嗚咽が漏れそうになる。
その嗚咽を慌てて押し戻す様に口元をきつく噤む。

(はあぁぁぁっ……)
それでも再び、湧き上がる感覚。
大きく広がった先端括れ部分が引き抜かれる都度、膣全体の内壁を逆なでる様になぞりあげ刺激される。
それは今まで強いられ続けた交接から来る苦痛では無く、恵利子は形容し難いその感覚に恐怖にも似た怯えを禁じえなかった。

 赤黒く怒張した男の下腹部に息づく“物体”は、まるでそこだけが独立した生き物が如く恐々しくも悍ましい。
そんなものが今、自分の胎内に潜り込んでいるにも関わらず、身体の中心が疼く様に火照り始めている。

嫌で嫌で仕方ないはずなのに、それが何故か今は抗いきれない。


 過去に同級生少年たちより受けた淫猥な言葉が想い起される。
それは小学六年生の時に性的ないじめを受けた時に受けた記憶。
無様に両脚を拡げさせられ、スカート奥を覗き込まれた屈辱。

少年A「高校生の兄貴が言ってたんだけど…… 女はマンコに挿れられると気持ち良くなって、何でも言う事聞く様になるって言ってたぜ」
少年B「挿れるって、何を挿れるんだよ?」

虚ろな意識の中、過去に受けた屈辱的言葉と今現在自身の中心を支配される未知の感覚が、シンクロし始めていた。

(わたし……挿(い)れられてる。挿(い)れられて、わたし、あつい、あつくなってる。そう、あの時の同級生たちが言っていた汚らしい言葉みたいに、わたしの身体がなっているの?)

 不意に千章の左手が恵利子の胸元の膨らみに伸びていく。
その先端が中指と薬指の間で挟み込まれると、膨らみ全体が包み込む様に転がし始められる。

それは“揉み拉く”と表現する様な乱暴なものでは無く、それとは真逆に位置する行為。
優しく弧を描かれながら、触れら愛でられていく。

まさに恵利子が初めて男から痴漢行為を受けた時の感覚。

(そう、あの時もこんな感じだった。まるで生まれたての子猫に触れる様な、愛しまれる様な触れられ方、感覚)

いつしか恵利子の下腹部に出し入れが繰り返されていた陰茎の動きは、膣深く押し入れた状態で静止する。

代わりに恵利子の背に千章の舌先が、ゆっくりとうなじ方向に這い上がり始める。
恵利子の膣が本人の意思に関係無く収縮を繰り返す。

しっかりと根元まで繋がった状態の中、恥ずかしい位に膨らみきった花芯が、千章の右手指先に探り当てられる。
触れるか触れない程度の圧力で弄ばれ始める。

堪らず僅かであるが、自らせがみ催促する様に腰を揺り動かしてしまう。

「はぁっ、あぁぅっ」
無意識に声が漏れる。
それでも欲する刺激を与えられぬもどかしさに、恵利子は身悶えか細い腰を撓らせる。


 仰向けの姿勢、見上げる千章の視線の先には、ゆらゆらと揺れ動く双球の膨らみがあった。
それは先程までの体位では、目にする事が叶わなかった恵利子の胸元。
着やせするのか、それは制服を着用している時よりも存在感がある。

数分もせずに、恵利子は極自然に促されるまま、体位を入れ替えられていた。
自らの意思で跨り咥え込むと、その体位故繋がり深浅加減が調整できる。

いつもの様に強いられている訳では無いのに、止める事が出来ない衝動。
得られる快楽に身を任せ、この日恵利子はその術を刻み込まれる。


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