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水面の少女 加奈
【レイプ 官能小説】

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水面の少女(異なる選択)-1


 メリメリと引き裂かれ…… その形を歪まされ押し拡げられ…… 貫かれる。
欲望の先端が膣底に届き…… なぞりあげられる。


 数十分前、二年前のあの時同様、加奈は“自らの意思”で、二度の“口淫”に応じ終える。
そして“約束”通り、その拘束全てを解かれる。

(念には念を入れて…… っだ。これだけ注ぎ込まれ、満たされては堪るまいて…… さぁ、加奈! 古の契り、条件は全て充たされた。後はお前次第だ)
留吉は縄での拘束を解き終えると、それがさも当然であるかの様に加奈の下着に手をかける。

 加奈はまるで“心”の無い人形の様に、ただそれに促されるまま従う。

まだ男を知らぬ魅惑の双球膨らみ先端は、恥じらう様な薄紅色を称えそっと息づいている。
ベットに仰向けに横たわされると、無遠慮に留吉の武骨な手が双球の膨らみを鷲掴みにする。
透き通る様な繊細な肌質の膨らみに、対照的な色合いをした指が深くめり込み揉みしだかれる。

「はあぅっ」
精気の無い目の加奈から、僅かに嗚咽が漏れる。

「加奈ぁ〜 俺様はこの時をどれ程待ちわびた事か…… たっぷり可愛がってやるっ! と言いてぇとこだが、濃厚なヤツを二発連続で放った後じゃ、回復まで少々時間が必要だ。それまでは……」

 肉厚の留吉の舌先が、ねっとりと加奈の双球膨らみ先端に絡みつき唇全体で吸い付く。

(良い具合になってきたじゃねぇか)
固さを増しシコリはじめた乳首の感触を舌先に感じ始めると、留吉の期待はいやがおうにも膨らんでいく。

「うあぅっ」
留吉の右手中指が充分潤った加奈の膣孔深く潜り込むと、うわずった様な呻き声が濡れた口元より漏れる。
同時に折り曲げられた人差し指第二関節部分が、花芯にあてがわれ挿入された中指と挟み込み擦り上げられる。
コリコリとした独特の感触…… たっぷりの淫蜜が溢れ出て指先がベト付く程に、留吉の嗜虐心が痛い程に刺激されはじめる。

「じゅぶぅっ、じゅぶっ、じゅぷぅっ」
淫靡な音が加奈の太腿つけ根より漏れ聞こえてくる。
留吉の指は“作り物の陰茎”の様に、いつ果てる事無く執念深く加奈の膣孔を延々責め立てる。

 加奈の身体は人形の様に無抵抗でありながら、その“膣”のみが快楽を無限に注ぎ込まれ受け止める“受容体”へと変質していた。

憎み嫌悪する男の指先に弄ばれながら、加奈の意識とはうらはらに火照る疼きは一向に収まる気配を見せず、より深い悦びを欲し貪る様に留吉の指を咥え込み収束する。

「どうだい加奈? そろそろマンコされたくなってきたんじゃねぇか? こうなってはいくらおめぇが抗っても、熱く燃える火照りは鎮まらねぇぜ。おめぇの疼きを鎮められる唯一の方法は……」
一時間近くその指先で加奈を舐り続けた事で、留吉の節くれだった野太い陰茎は十分な回復を見せ鎌首を擡げていた。

「どうだい? こいつが欲しくて堪らんだろうに?」
留吉はそう言いながら、軽く陰茎を扱き見せつける。


 それを…… それを加奈の瞳が…… 追う。
加奈の瞳に霞がかかる。
メリメリと引き裂かれ…… その形を歪まされ押し拡げられ…… 貫かれ……
欲望の先端が膣底に届き…… なぞりあげられ……

留吉の欲望、先端括れが加奈の膣内壁をなぞり上げると、咥え込まされた陰茎を引き千切らん程の収束を魅せる麗しの蜜壺。
……拘束の必要も無く、犯し、犯されている…… わけ、では無かった。
加奈は、醜悪な欲望に抱かれていた。

「うぅっ、うっあうぅぅ、いくぅぅ……」
そこにはかつて太田加奈と呼ばれ、後にその美しさそのままに磯崎香と呼ばれた少女の姿は無く。
代わりに在るのは“最凶の矛”に貫かれし、天女の依代としての素体……

「どうやら俺様の見込み通りだったらしい。二年前のあん時は気付かなんだったが…… 歩美のやつには悪いが、やはり加奈の方が依代としての素養が上。ここはひとつ忘れかけた俺様の…… いや、失い忘れかけていた我らが使命をこの小娘に託すとしよう」


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