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田園シンデレラ
【女性向け 官能小説】

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-3


朝起きたら、豪は畑に出た後だった。
あぁ、起こされなかったんだ。
時計を確認すると6時だった。
もうとっくに畑に出ているはずのその時間は
私が来たころより、日の出は遅くなっていた。

重い身体を引きずり起こして
居間に行くと、初めの日に作ってくれた豪の朝ごはんが作ってあった。

そして一言、
「ありがとう。気を付けて帰れよ」
と、メモが残してあった。

そう。私は横浜に帰るんだ。
無事に主任試験に合格するための農家との契約が取れたから
横浜に帰るんだ。

メモを握り締めて泣いた。

あんなにやさしかったのに。
いったい私はどこで間違えたんだろう。

朝ごはんをいただいて、簡単に荷造りをして
残りは着払いで送ってくれるようにメモを残した。

鍵は・・・

あ。そっか。
本当に出かけるとき以外、鍵は閉めないんだったっけ。

横浜とは大違いだ。
小さく笑うと、私はバス停に歩きだした。



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