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男の娘かと思ったのてへこんだところ
【性転換/フタナリ 官能小説】

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俺はゲイじゃないからな!-4

うつ伏せの白い柔肌がほんのりと色づいて桜色になっている。
俺は彼女をひっくり返して仰向けにしようとすると、彼女がちょっとなぜか抵抗する。
「どうしたの?」
「恥ずかしいの……嫌いになったりしないでね」

俺が布団の上であぐらをかいていると、彼女が俺に背中を向けて立ちあがった。
俺も立ち上がり彼女を背後から抱きしめて、小さな耳を甘噛みした。彼女がブルッと身震いする。

俺は両手の手のひらで乳房を揉みまわし、さらに乳首を指のひらで擦っていると、しこってきた。

左手で乳房や乳首を弄りつつ、右手で彼女のパンティを下ろした。
(ん……うっ、こ、これはっ!)
俺は確認で軽く握ってみた。
「ひゃあんっ!!」

俺は驚いて手を離して、布団の上に尻もちをついた。
「……びっくりするよね」
「……驚いた」
彼女も背中を向けたままぺたんと座りこんで震えた声で言った。
(泣いてる……のか?)

「なんかすごくかわいい彼女ができたって、俺、うれしかったからさ、いやニューハーフとかまったくわからなかったから驚いたけど……」
「ふぇっ、うぅっ……私じゃダメだよね」
「ダメってことじゃないけど」
「オチンチンついてる子なんて……」
そこまで言うと彼女は泣き崩れた。

泣き止むまで俺は黙って浴衣を肩からかけてやり、そばでいた。
すると、恭子はぽつりぽつりと過去を話し始めた。

中学二年生になって初めて勃起したこと。
しばらく親にも黙っていたが、学校で勃起して保健の女教師に相談した。
「放課後、もう一度保健室にいらっしゃい」
「はい」
放課後の保健室でカーテンを閉めて扉の鍵もかけて、女教師はパソコンで半陰陽についての検索結果を見せて、説明をした。

「妊娠した母親のおなかのなかでは、父親と母親の両方の遺伝子が協力して、細胞分裂を長い時間繰り返しながら、赤ちゃんが形作られていきます」

その遺伝子は、二つずつ対になった、計四十六本の染色体という入れ物のなかに記録されている。
四十六本の染色体は二十二対(四十四本)の常染色体と、性の決定に関係する一対(二本)の性染色体。

常染色体は男女共通。性染色体は男女で異なり、女性は二本のX染色体のXX。男性はX染色体とY染色体が各一本ずつのXY。

「母親のおなかのなかで赤ちゃんが形作られていく過程で細胞分裂がうまくいかなかったり、性を決定する遺伝子に異常が起こったりすると半陰陽が起こると考えられるの」
「病気なんですか?」
「命には別状はないと思うけど。教えてくれる?」
「なんですか?」
「楢崎さん、射精したことはある?」
「ありません」
「そこからおしっこも出ない?」
「出ません」
女教師はスカートを脱ぎ、下着も脱ぐと、椅子に座って両方の脚を開いてみせた。
「楢崎さん、ここにある突起ガクリトリス。楢崎さんの場合はこのクリトリスが男性のぺニスみたいに大きいのね」
「奇形ってことですか?」
「一度、大きな大学病院で遺伝子の検査と、女性ホルモン注射で生まれつきついてるものが小さくなるか整形外科で相談してみる方がいいと思う」

帰宅してから、母親に相談した。大学病院で診察と遺伝子検査を受けた。結果はXX。性遺伝子からすれば女性。恭子はニューハーフではない。

「どうしても、ということなら切除する方法もありますが、そのままでも勃起しなければ通常の女性と変わらないのですから、切除する必要はないと思われますが……」
(切除って切り取っちゃうってこと?)

恭子と両親は切除を拒否した。そして地元の名門校である私立の女子校に推薦で入学した。

全寮制で、同室になった後輩はクリトリスぺニスで処女を奪ってほしいと恭子に懇願した。
「私の初めては先輩にもらってほしいんです」
恭子は処女だが、童貞ではなかった。

卒業して就職した。後輩との関係に疑問を感じて卒業と同時に地元から離れた。隣の県の会社に就職して後輩から離れた。恭子はレズビアンではない。

そして入社三ヶ月で、先輩社員に誘われ飲みに行って告白された。
なぜかその夜はひどく酔ってしまい、気がついたらラブホテルに連れ込まれていた。
酔っていて抵抗できない恭子の恥丘に顔をうずめて、舐めていた先輩社員が恭子の勃起したものを見て、ホテルに恭子を置き去りにして帰った。
気まずかったらしく、その先輩社員は恭子を避けるようになった。
「だから、お酒は好きじゃないの」
その先輩社員が社内の別の女子社員とつきあい、恭子の秘密をその女子社員が知った。そして、彼氏の先輩社員が浮気をしている相手がその女子社員は恭子だと思い込み、噂を流した。
気がついたときにはめずらしいものを見るようにじろじろと見られるようになっていた。

恭子は会社を辞めて、退職金と貯金を持って上京。
専門学校で、高校を卒業したばかりの年下の彼氏ができた。彼はゲイだった。
つきあって半年ぐらいして、クリトリスぺニスでアナルセックスをしてほしいと頼まれた。
ゴムを彼氏はクリトリスぺニスにはめてくれて、たっぷりとローションを塗った。
ゲイの年下彼氏はバックで恭子のクリトリスぺニスで貫かれながら、恭子に「僕のぺニスをしごいて」と言い這いつくばって、恭子の手とベットに精液を放って「ありがとう」と言って涙ぐんでいた。
それからはゲイの年下彼氏は女装と化粧をするようになった。
別れの言葉も「ごめんね。別の男性とつきあいたいの」と口調までいわゆるおネエ口調になっていた。
彼氏に「どうして、私じゃダメなの?」と恭子が言うと「私たちがつきあったらレズビアンになっちゃう」と言われた。

「もう誰も好きにならないって思ってたのに、毎日メールしてたら会いたくなっちゃって」


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