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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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タマ潰し優子 -3

「えっ、何の事?」

戸惑う優子が聞き返した。

『優子ちゃん、ボクちゃんのタマタマも蹴って〜』

『今度の車両で、ボクを縛って〜』

『よっ!タマ潰し優子!』

次々にプレイヤー達が面白おかしく囃し立てるのを聞いても、何の事だかサッパリわからない。が、そんな優子の脳裏に或る女の顔が浮んできた。その女は優子の頭の中で、楽しそうに高笑いを始めた。

そう、優子の妄想で高笑いをしているのは勿論陽子だ。優子が嫌な思いをする時は、陽子が何かをしでかした時に決まっていた。

優子が初めて【痴漢専用車両】のサイトに入り込んだ時の事を思い浮かべた。

恐る恐る覗き見たサイトの画像掲示板には、他の女の顔と淫部にはモザイクが掛っていたが、優子の画像だけは、無修正のモロ出し画像がアップされていた。

あの時は、自分の驚いた様子がパソコンの内蔵カメラを通して流されていた。優子はそれとは気付かずに、自分の淫らな画像に興奮し、プレイヤー達が見ているとは知らずに、ついつい自慰行為を始めたのだ。

その事を思い浮かべる度に優子は赤面した。自覚しながら見せるのと、知らない間に覗かれるのとでは、恥ずかしさの種類が違う。

この時も全部陽子が仕掛けた事だった。

『おほほほほー、おほ、おほ、おほほほほほほー』

優子の頭の中では更に大きく陽子の高笑いが響き始めた。

「ええい!悪霊退散!」

脳裏に響く陽子の高笑いを打ち消すように、優子は激しく頭を振った。

気を取り直した優子は、プレイヤー達の対応の原因を調べるために、直感の命じるままに画像掲示板のリンクをクリックした。

すると、優子の予想の通り、前日まで無かった『new』マークの付いたリンクが現れた。

「ん?【臨時車両】???但馬さんの後には、車両は運行されてないはずなのに…」

その【臨時車両】のリンクに記載された運行日付は、優子が拉致された日と重なる。

確かにその日は【痴漢専用『特別』車両】と称して、ワンボックスの車の中で乱交はしたが、5人とも快楽を貪る事に集中して、車の中では撮影をしてなかったはずだ。一体何をアップしてるんだろう。

ゾクリ…

悪寒に身震いした優子は、恐る恐るそのリンクをクリックした。画面が変わり、現れた画像を見て優子は愕然とした。

「なっ…」

パソコンの画面には、全裸で建物内の駐車スペースを走っている優子の画像が写っていた。

この画像は思い当たる。拉致された優子が必死に逃げようとしている時の姿だ。どうやら祐治達がビデオ撮影していた録画記録から、一場面を抜き取って静止画像としてアップしているようだ。

画面の中の悲壮感溢れる自分の顔を見た優子は、その時の事を思いだして一瞬身震いした。

しかしそれは、直ぐに怒りの震えに変っていった。

自分の裸体をアップされるのはいい。しかしそれは撮影されていると自覚した時の裸体に限った。

幾ら淫乱な優子でも、素のままの無防備な状態で撮影された画像には抵抗があった。しかもこの画像は、自分が嫌な思いをした時の画像なので、抵抗感は尚更だった。

それでも百歩譲って、アップされたのが、この画像だけならまだ許せたはずだった。しかし、この画像はそれだけでは無かった。場面を抜き取られた画像には、状況を示したキャプションが付き、極めつけは吹き出しマークの中に、優子の台詞が下品に書かれていたことだ。



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