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汐莉 愛姪調教 11歳の誘惑
【ロリ 官能小説】

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選択(another choice)-1


 時間だけが無限にある様に想えた……
幾重にも幾重にも思考と記憶が絡み合い続ける日々。

それでも何ひとつ思い出せぬ感覚が…… 続く。

自分が誰に何をし、どうなったかさえ定かでは無い。
もしかしたら、全てが単なる夢であり錯覚なのかとさえ思える時もある。

(しかし断じてそんなはずは無い……)
と否定できぬ程に、今の俺の記憶は脆弱この上ない。


 ふと気が付くと、傍らに見知らぬ老人がいた。
その風体から病院の関係者で無い事は容易に想像がつく。

朽木の様に枯れ果てた容貌は、方向性の全く違うそれを感ぜずにはいられなかった。
しかし不思議な事に危害を加えられる様な危険性は感じられず、どちらかと言えば身内に近いような懐かしささえ覚える。

(おまえさん、もういいのかい? きがすんだのかい?)
不意にそんな言葉が聞えた気がした。

老人の口元が動いた様子は無く、病室には他に誰も居ない。

「気が済んだって? いったい何の事?」
俺はそう老人に聞き返さずにいられなかった。

老人は薄い笑みを浮かべるだけで、俺の問い掛けに対し答えるそぶりはない。
代わりに老人の指先が俺の腕に触れ……
おそらくこの老人が今まで体験し目にした事全てが、映像(ビジョン)となって直接俺の脳に送り込まれて来る。

…… 膨大な量の映像が早送りで送り込まれて来る。


(どちらを願う?)
映像が途切れた瞬間、そう問われた気がした。

「どちら?」
反射的にそう口にしていたが、それが何か、何を問うているのか瞬時に理解出来る。

(汐莉に逢いたい)
汐莉の笑顔が想い浮かぶ。

同時に意識が薄らいでいく事を感じる。
再び傍らを目にすると、先程まで居た老人の姿は無かった。

(死神?)
不意にそんな単語が浮かんだ。

…… …… ……

…… …… ……

《それも、よかろう》
そんな音が聞こえた様な気がした。

…… …… ……

…… …… ……

…… ……

……


 未完

 next challenge

 yes or no?

汐莉を選択した貴方は、次タイトル「留吉の部屋」へのご入室をお待ち下さい。



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