エピソード3-1
達也と慎吾のスタジオに掛け持ちで所属する事になった咲。
以前より余裕が出来たが、ひとつ問題が有った。
達也のスタジオは、アンダーを着けた水着姿だったが、
慎吾のスタジオは、際どい水着の為、アンダー無し・・・
その度に、処理をするのは、かなり面倒になってきた。
実際、毛を剃った時の爽快感は、止められない。
だけど、その度に剃るのは、面倒くさい・・・
最近では、慎吾のスタジオでの撮影が増えている事もあって、
ほぼ毎日処理をしている。
処理をする時間が勿体なく感じ始めていた。
いろいろネットで調べて見た所、永久脱毛が良いと思い、
検索した結果、時間とお金は掛かるが、専門のクリニックに通う事にした。
「若林さ〜ん、若林咲さ〜ん」
「・・・はい・・・」
「こちらにどうぞ」
診療室に通された咲は、緊張した面持ち。
「今回は、アンダーヘアーの処理と伺っていますが、どの程度ですか?」
「・・・すべて・・・」
「いわゆる、『パイパン』ですか?」
「・・・はい・・・」
「招致いたしました。少々お時間と費用が掛かりますが、宜しいですか?」
「・・・お願いします・・・」
「わかりました。では、下着を脱いでこちらに・・・」