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黒い訪問者
【熟女/人妻 官能小説】

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黒い訪問者-2

「やっぱり困ります」
「志津子さん、じゃいつになったら孫の顔見れるわけ?え?志津子さん」
良枝の口調がだんだん厳しくなっていく。顔も鬼のようになってきた。
「答えなさい。私が生きてるうちに孫の顔見れますか?」
「そんなこと言われても・・・」
藤本が志津子のそばで耳打ちした。
「あなたに異常がなければ、原因はご主人ってことになります。そうすればお母様だってあなたをもう責めたりしませんよ」
藤本は優しく志津子を説き伏せた。
「でも、先生。ここでは検査の道具はないじゃないですか?」
「心配いりません。要するにあなたがご主人とちゃんとセックスされているかということです」
「どういう意味です?」
「あなたの性感帯をチェックして男を感じる肉体か調べるだけですから道具はいりません。この指で充分です」
「男を感じる肉体?」
「ええ」
そう言って藤本は自分の指を動かした。
「さあ、志津子さん。私もそばで見てますから安心して診察を受けなさい」
良枝は鋭い視線で志津子を睨んだ。もう逃げ道はなかった。嫁とはこの通り弱い立場なのだ。
「わかりました」
藤本は目を細めた。滲むようないやらしさが瞳から放たれていた。このときを待っていたのだというように藤本は満足そうだった。
「じゃ座布団を3枚繋げましょう」
藤本は軽快に座布団を敷いた。そして持ってきた消毒薬を手にすり込んでよく揉んだ。
「志津子さん、始めていいですか?」
「はい」
藤本の顔が爽快感に溢れている。これからやるぞというオスの目だ。
「じゃ着ている物を脱いでください」
「・・・・はい」
志津子は恥ずかしさに耐えながらエプロンを取るとゆっくりとTシャツを脱いだ。上半身は真っ白いブラジャー姿になった。形のいい二つの胸がぷるんぷるんしているのだ。レースのある純白のブラは乳輪の部分は布地で覆い見えないようになっている。
「これでいいですか?」
「いや、下着も脱いでください」
「下着もですか?」
「はい」
「何故です?」
「正確に診察するためです。あなたのためですよ」
医者にそう言われてしまって抵抗できる女性はそうはいない。志津子はブラジャーをゆっくりと外すとすぐに手で胸を隠した。
「それでここに寝ればいいんですか?」
志津子は座布団の方を向いた。
「待ってください志津子さん、申し訳ないですが、全部脱いでください」
「全部?」
「はい」
「全部って全裸ってことですか?」
「はい」
志津子は唾を飲みこんだ。
「できませんよ」
「志津子さん、あなたのためですよ。あなたの幸せのためです」
志津子は首を振って拒否した。すると義母良枝が怒り出した。
「志津子さん、藤本先生は忙しい中来てくださったのよ。私の知り合いはあなたに子供ができないことを凄く心配して、息子さんに連絡つけてくれたの。その知り合いに悪いとは思わないの?あなたは恵まれているのよ。こんないい先生に診てもらえて」
「お母様・・・」
「じゃ何故脱げないの?浮気の証拠でもあるわけですか?」
「浮気だなんて?」
「じゃ裸見せられるでしょ?」
「わかりました」
志津子は渋々スカートを脱いだ。真っ白いパンティだけになった。やはりブラジャーのようにレースが入っているが大事な部分は布地で隠されていた。もう限界だった。本当にパンティを脱がなきゃいけないのだろうか?嫌だ。絶対に嫌だ。


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