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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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優子の反撃-5

「そんな事言って、この前のように持ち帰らないで下さいよ。この雌はたっぷりと甚振らないとオレの気が治まらないんですからね」

「わかったわかった、後の事はお前に任す。その代わり、お前がやるのはオレの後だ。今のお前が先にやったら、お前のチンポでこのお譲ちゃんが壊れそうだ。壊れたガバガバまんこじゃ、オレのチンポが可哀想だろ」

「よく言いますね。アニキのチンポサイズも、オレと変わらないじゃないですか」

「ははは、まあな。壊さないように注意しよう。じゃあ、お譲ちゃん、一緒に楽しもうか」

田代が優子の手首を掴む手に力を込めた。

「い、いや…」

2人の会話を聞いた優子は、階段室の扉に体重を預けながら抵抗をした。しかしスタジオから逃げ出した時の満ち溢れた気力は萎えかけていた。一旦逃げ切った安堵から、直ぐに捕まった絶望の落差は余りにも大きかった。

田代が少し力を込めて引っ張ると、全裸の女体は簡単に引き寄せることができた。田代は腕の中で震える優子の胸を見て顔を顰めた。

「啓太!てめえ、また乳首ばかり責めやがって、せっかく色白なのに、真っ赤になってるじゃねえか」

「す、すみません」

啓太は優子に噛まれた手を押さえ、痛さに顰めた顔をペコンと俯かせた。

しかし田代は言葉ほど啓太を責めていない。田代は啓太以上に乳首を責めるのが好きだったからだ。その田代の指が優子の胸に伸びた。そして乳首の硬さを楽しむように摘まんだ乳首を強く捻った。

「あううう」

啓太に責められた以上の衝撃が女体を駈け廻った。激痛に体をのけ反らせた優子だったが、その一瞬後、それとは違う衝撃を受けた女体がビクッと震えた。

その直後、優子の気力が一気に満ち溢れた。絶望に沈みかけた優子の目に再び光りが宿った。優子はニヤニヤと油断していた田代の股間に目がけて、渾身の力を込めた足を振り上げた。

「このビーチク野郎が、汚い手を離しやがれ!」

罵声を上げた優子の素足の甲に、グニュッ!とした感触が伝わった。

(やあん、気持ち悪い…)

その瞬間、田代の体は滑稽なほど浮かび上がった。

「グボッ!うううっううううっ」

田代は苦痛で呼吸が止まり、股間を押さえてのたうち廻った。

浅見にとって、それは余りに恐ろしい出来事だった。自分にとって頭の上がらない田代が、自分が連れてきた女に屈辱的な一撃を喰らったのだ。

「ひっ…」

普段は気さくに接する田代の恐ろしさを、浅見は知り尽くしている。キレた時の田代は手がつけられない。優子は元より、その怒りが自分にも向いた時は恐怖だ。この後始末の事を想像した浅見は、一瞬、優子を捕まえるべきか、田代の介抱をするべきかを迷ってしまった。

優子はせっかくのその好機を逃さなかった。浅見の一瞬の隙を突いて踵を返すと、階段室の扉に全裸の女体を向けた。しかしそこには、いつの間にかビデオカメラを構えた祐治が立ちはだかっていた。

許す事の出来ない男の股間を目がけて、全ての怒りを込めた足を蹴り出した。

「てめえ、どきやがれ!」

しかしそれを察していた祐治にひょいと避けられてしまった。今度は優子に隙が生まれた番だった。

「このアマ、大人しくしやがれ!」

ショックから立ち直った浅見が、バランスを崩した優子の女体を後から羽交い絞めをした。祐治の目の前で優子の無防備な胸が揺れていた。

「ははは、優子、いい様だな。このオレ様に向かって偉そうに言うからこんな目に遭うんだよ」

もう自分に危害を加えられないと察した祐治は、甲高い声で優子を嘲笑った。

「祐治、てめえだけは絶対に許さねえぞ!」

浅見に羽交い絞めにされながらも、優子は余裕で高笑う祐治の股間を何度も狙うが、その思いを遂げる事は出来なかった。

「この雌!何を調子くれてやがる!許せねえのお前だ!こんな事をしでかして、五体満足で帰れると思うなよ」

浅見は怒りのままに、羽交い絞めにしていた優子を突き飛ばすと、前のめりに倒れた優子の尻を足蹴にしようとした。


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