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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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調教される優子-6

「ひっ…」

優子はスタジオの異様さに身を竦ませた。そして、身を起こそうと手を付いたカーペットを見て、何か熱い物に触れた時のように、慌ててその手を引っ込めた。カーペットには曰くあり気な汚れが染み込んでいて、優子にはそれが飛び散った血の跡に見えた。

「待たせたな、もう声を出してもいいぞ」

ニタニタと薄笑いを浮かべた4人の男が迫る。染みの付いたカーペットから目を離した優子は、恐怖で目を見開いたまま後ずさり、直ぐに踵を返して、スタジオの奥に一気に駈け出した。

「がはははは、逃げても無駄〜」

「ひゃはははは」

カメラを持たない浅見と祐治が、左右に少し間隔を保ちつつ、ゆっくりと優子を追いかけた。その様子を2台のビデオカメラが追った。

「優子ちゃ〜ん、どこ行くの〜」

どこにも隠れるところはない。それでも優子は一抹の期待を込めて、扉の有る風呂場兼トイレに駆け込んだ。

(中から鍵を…)

しかし、優子の期待に沿わず、扉には鍵その物が付いていなかった。優子は結局自分から逃げ場の無いところに入り込んでしまった。

何か抵抗できる武器を探したが、浴室の中にはソープランドで良く見る特殊な椅子、所謂スケベ椅子と風呂桶しか無かった。優子はスケベ椅子を掴むと、それを前に突き出して女体をガードしようとした。

「こ、こないで…」

しかし、ひ弱な腕ではそれを持つだけで精一杯で、振り回して抵抗するまでは出来なかった。

「いいねえ、その必死の表情。そそるねえ」

浅見が小刻みに震える椅子の端を掴むと、そのままグイッと引っ張った。

「きゃっ…」

唯一の身を守る物はあっさりと優子の手からもぎ取られた。

「デカパイ、捕まえた」

バランスを崩した女体に抱き付き、浅見はそのまま豊満な胸をグニグニと強く揉みしだいた。

「いやああああああ」

「がはは、もっとデカイ声出してもいいぞ」

嫌がる優子の胸を抱えたまま、風呂場から強引に引きずり出すと、浅見はそのまま手近なキングサイズのベッドに押し倒した。このベッドは普通とは違って、両サイドから左右に3本づつ、計6本の革ベルト制の枷が繋がれていた。

「うっ」

ベッドに背中を打ちつけ、一瞬息が止まった優子に浅見は襲いかかった。服の胸元に手を掛けて、力任せに左右に引き裂いた。

ビリーッ!

非現実な裂帛の音が、優子の心に更にダメージを与えた。

「あああぁ…」

衣服が素肌を覆っていれば、心強さが全く違う。例え薄手の衣服であっても、素肌を晒された優子は、鎧を剥がされたような心細さを感じた。
 
「服の裂ける音はいつ聞いてもいいねえ。いい音いただきました。これぞレイプの醍醐味」

ビデオカメラを構えた啓太が言った通り、レイプの時に服を引き裂くこの音に、男達は興奮した。

浅見は優子の次なる鎧であるブラジャーに手を掛けた。勿論そのブラジャーも丁寧にフックなんかを外したりしない。浅見は鷲掴みにしたブラジャーを強引に引き上げた。


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