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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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調教される優子-4

「ああああああああ」

カメラを通してその行為を見ていた徹夫の嗜虐性もどんどん増していく。初めて間近に見る犯される女の苦悶の表情に、徹夫は一段と興奮を覚えた。

祐治は浅見の指示通りに電動シャッターのリモコンを操作した。優子の暴れる様を横目で見ながら、ガタガタと音が鳴るシャッターが開けきるのを待った。

シャッターが開けきると、優子の喘ぎ声に押されるように、奥行きの長い車庫の中をゆっくりと車を進めた。

車庫の内部は、煌々とした灯りで照らされていた。その車庫の一番奥、ビデオカメラを回していた啓太の前で、祐治はピッタリと車を止めた。

「おい、お前はシャッターを締めろ。そしてお前はオレが車を降りたら、一緒に出て優子ちゃんを撮り続けろ」

車が止まったのを確認した浅見は、ビデオの記録に固有名詞が残らないように、祐治と徹夫に指示を出した。

祐治は指示通りに直ぐ様リモコンを操作した。一旦上がりきったシャッターが、再びガタガタ音を響かせながら、ゆっくりと下がりだした。

浅見はゆっくりと降りるシャッターの様子を見ながら、しばらく何も言わなかった。

祐治は浅見を、徹夫はファインダー越しに優子を見ながら、固唾を飲んでシャッターの音を聞いていた。しかし、緊迫した2人とは違って、浅見も啓太ものんびりとしたものだった。

しばらくしてから、浅見がゆったりとした口調で優子に声を掛けた。

「優子ちゃん、最後のチャンスをやろうか」

「…」

甘い期待を幾度も裏切られ、精神的にも責められ続けた優子は、浅見の言葉にも虚ろな目をして、直ぐに反応はしなかった。

「がははは、信じねえか。けど、オレもそんなに極悪じゃねえよ。シャッターが閉まる前に外に出れたら、そのまま逃がしてやろう」

優子の耳元でそう言った浅見は、抑えつけた女体を自由にすると、ドアを開けて車から降りた。

「さあ、逃げていいぞ。追い掛けねえから安心しな。早くしねえとシャッターが閉まっちまうぞ」

優子の目が一瞬で輝きを取り戻した。直ぐに反応した女体は、開けっぱなしのドアから飛び出すと、浅見に一瞥もすることなく、裸足のままシャッター目がけて駈けだした。

既に半分まで締まったシャッターが、ガタガタと音を立てながらゆっくりと降りる。

いつの間にかシャッターの直ぐ前に移動していた啓太が、胸を揺らしながら逃げる優子を正面から撮影していた。

「もっとおっぱい揺らして頑張れ!間に合うぞ。ほれ、ゆっさ、ゆっさ、ゆっさ」

啓太の緊迫感の無い掛け声と、シャッターの閉まる遅さに、気が気じゃなかった祐治と徹夫は、何度も浅見の顔を窺った。

(なんでこのシャッターは遅いんだよ、このままじゃ逃げられるぞ)

我慢が出来なくなった祐治と徹夫が、優子を追うため走りかけたが、直ぐに浅見の待ったが掛った。

「ばかやろう、動くんじゃねえ。男の約束に泥を塗るつもりか。じっとしてろ」

目の前で締まるシャッターは、まだ優子が深めに屈むだけで抜け出せるほど開いているが、浅見の言葉の通り、男達は動こうとしない。浅見の突然の変貌は信じ難かったが優子には有り難かった。

(間に合う!)

優子が確信したその瞬間、シャッターの降りるスピードが突然変化した。

充分間に合うはずだったシャッターは、優子が辿りつく前に急速で下がり、『ガシャーン!』と音を立てて締まりきった。


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