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桜花の露、爛漫の秘肉
【その他 官能小説】

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桜花の露、爛漫の秘肉-2

 暗い夜道をずっと歩いていたと思ったら、急にあたりが明るくなった。まるで夜の帳を瞬時に斬り落としたかの ように昼の世界が現出した。

 桃園? ……いや、桜の園だった。といっても、桜の名所である公園ではなく、もっとこぢんまりとした場所 だった。咲いているのはすべて八重桜で、重たげな花をびっしりと付けた木々が何本もある。少女に手を引かれるまま少し歩くと、狭い草地が 現れた。その中央には二畳ほどの緋毛氈が敷かれてあった。

「さ……、ねまるべし」

少女が言ったが、また意味が分からなかった。しかし、彼女が履き物を脱ぎ、緋毛氈の上に腰を下ろしたので、座 りましょうという意味だと、私は解釈した。

 二人並んで腰を下ろしていると、空を極彩色の鳥が飛ぶのが見えた。雉ほどの大きさで、優美な尾を長く曳き、 華麗に舞っている。初めて見るが、じつに美しい鳥だった。

 肘に何かが触れ、見ると、少女が寄り添い、小さな盃を差し出していた。どこから取り出したものか、酒肴を載 せた盆があった。銚子が二本、煮染めの入った重箱、そして、金目鯛であろうか、煮付けの皿もあった。酒盃を受け取ると、少女は慣れた手つ きでお酌をし、白濁した酒が注がれた。

「まんず、ぐーっと。ぐーっと」

ぐっと飲めというのであろう。私は従った。とろりと濃い酒だった。甘酒とも濁酒とも違う、とても風味の良い酒 だった。少女は次に朱の塗り箸を取り、重箱の中の煮染めを私の口元に運んだ。食べさせてもらうというのは気恥ずかしかったが、小首を傾げ て微笑む少女に促され、箸に口を寄せた。

 金目鯛も少し食べ、銚子を一本空ける頃、私は今さらながらこの状況に疑念を抱いた。

(この少女は何者なのか……。この異世界はどこなのか……)

し かし、さらなる展開に疑心はうやむやになった。なんと、少女がついと立ち上がり、着ているものを脱ぎ始めたのだ。あれよあれよというまに 帯が解かれ、着物が外され、下着らしき白い布もはらりと落ちると、一糸まとわぬ少女の裸体が目の前にあった。つい、顔を伏せたが、無毛の 股間の縦すじが目に焼き付いていた。そして、気配を感じ顔を上げると、少女の下腹部が間近に迫っていた。割れ目が克明に見える。

「兄(あに)さま、舐めってけ」

少女がさらに腰を突き出す。

「舐めってけ」

舐めてくれというのだろうか、と思っていると、白い両手が伸び、私の頭に掛かった。そして、グイッと引かれ る。唇が秘裂に触れた。さらにグッと引かれ、口が割れ目に密着した。柔らかい反発を唇に感じ、私は目が丸くなった。

「そのまま、舐めってけ」

私は舌が伸びるのを抑えられなかった。舌先に割れ目の絶妙な感触。あるかなきかの塩味。先ほどの酒肴は美味 かったが、その風味が舌に残っており、少女の秘裂の味を存分に確かめられないのが残念だった。

(いや、残念がっている場合か。私は淫行をやってしまっているんだぞ)

ふいに常識人の私が顔を覗かせたが、少女の声がそいつを封じ込めた。

「ああーーん」

鼻に掛かった甘い声だった。そして、なおも私の顔を秘部に押しつける。私はこの時点で思考が麻痺しかかってい た。自分の舌が別の生き物のようにレロレロと少女の秘裂を舐め回す。


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