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LADY GUN
【推理 推理小説】

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モンスター再始動-1

 石山が潮来警察署から帰ってくると、すぐさま捜査状況が説明された。
 「えー、高田一家が乗っていた車が事件に巻き込まれたという見方が強く、その時間に怪しい車両が佐原インターから高速道路に乗った事が分かりました。車種はコローナ、全て同じ型式の同じ色で、同時に5台入って行ったとの事です。しかし潮来インターから出た同じ車種の車は6台。1台はもともと走行していて高田一家を追跡していた可能性があります。ナンバーは調べましたが、全て偽造ナンバーでした。潮来インターを出てからはそれぞれ違う方向に走り去った模様です。車に関しては有力な情報は得られていないとの事です。」
 報告を受けた中山がため息混じりに言った。
 「では計画的に行われた犯行の線が強いな。やはり銃が使われたんだな?」
 「はい。頭を一撃です、全員。使われたであろう銃弾は4発。被害者は4人ですから全員一発で仕留めたということになります。」
 「走行しながら的確に仕留める…、凡人には出来ない芸当だな。上原だって無理だろう?」
 「はい。」
頷く若菜。
 「まぁ運転手は別にいたとしてもお互い走行しているんだ。素人ではないのは確かだな。」
 「はい。潮来インターから出てきた行った車の中に必ず犯人がいると思われますが、今の次第ETCが主流なんで出口で顔を見た人はいませんでした。一応監視カメラの映像も解析してますが、おそらく無駄でしょうね。監視カメラに映るようなヘマはしないでしょう。」
 「これは難しいかもな。そう簡単には見つからないだろうな。」
険しい表情を浮かべながら若菜はパーキングエリアの話が出てこなかった事に胸を撫で下ろした。
 「さて、これで田口がどう出るかだな。」 
 「恐らく今までと違い、表舞台に出てくるでしょうね。派手に事件を起こして存在を知らしめようとすると思います。問題は田口が誰を犯人だと読んでいるかです。その仲間を狙って来るでしょうね。警察なら婦警。女性署員には注意をうながしガードを強めておいたほうがいいかもしれませんね。」
 「そうだな。同じミスは絶対に繰り返してはいけない。」
すぐさま県内及び近隣の警察署に伝達された。
 「しかし、もし田口の標的が警察なら一番危ないのはおまえだぞ?上原。」
心配そうに見つめる中山。
 「犯されたら犯されたらまでの事です。私が犯されて田口が捕まるなら本望ですから。どっちにしろ田口が表に出てきたらこれは最大のチャンスです。このチャンスを絶対に逃してはいけません。気を引き締めて捜査に望みましょう。」 
 「ああ、そうだな。」
中山は若菜が日増しに成長していく姿が嬉しかった。もう二度と大切な部下を失いたくないと強く思っている中山だった。


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