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はめ殺し
【熟女/人妻 官能小説】

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はめ殺し-4

帰宅した時には卵はかなり下のほうまで滲んでいた。

「ズボンも汚れてしまったようですから脱ぎませんか? 一緒に洗濯しますから」

「……うん。そうだな。ずっと洗ってなかったし……、お願いするかな?」

浮浪者は下も脱ぎ、トランクス一枚の姿になった。

「奥さん……、悪いんだけど、これも洗ってもらうってわけには……」

男は下着を指さした。瑞江はためらったが、見ると、卵のシミがトランクスの上のほうにも少し達していた。

「……い、いいわよ」

「え? いいの? ……悪いなあ。……でも、お言葉に甘えようっと」

浮浪者がトランクスを脱ぐ間、瑞江は背中を見せていた。そして、慌てて夫用のバスローブを取りに行き、片手で 目を覆いながら男に手渡した。

「衣類を洗って乾かしている間、お風呂に入っていてください。今すぐ、湯を張りますから」

「風呂? ……そこまでしてもらっていいのかい?」

「だって、頭と顔がドロドロ……」

「…………じゃあ、風呂をいただくか。じつは、二週間以上も入ってなかったんだ。うれしいな。……頭を洗うほ かに垢を擦ってもいいかい?」

「ええ、どうぞ……」

「有り難い」

浮浪者はニッと笑った。瑞江の口元にも微かな笑みが浮かんだ。

 風呂の用意が出来、浮浪者がバスルームへと消えると、瑞江の鼓動が急に激しくなった。

(大胆だったかしら、私。……今日の私、少し変? ……赤の他人、それも浮浪者を家に招き入れるなんて。…… ご近所に見られはしなかったでしょうね)

自分の行動を省みながら、瑞江は男の衣類の洗濯に取りかかった。

し ばらくすると、バスルームのほうから声がした。行ってみると、小さな垢すりはあるが、それだと背中が洗えないという。瑞江は長い垢すりは ないかと衣類収納ボックスを捜したが見つからなかった。

「奥さん。……ないんだったら、べつにいいけどさ……」

風呂場の磨りガラス越しの声に瑞江は慌てて答えた。

「あの、捜したんですが、長い垢すり、ありませんでした。でも、なければ背中が洗いにくいですよね」

すると、いきなりバスルームのドアが開いて、前も隠さず、浮浪者が身を乗り出した。瑞江の視線が男の顔と股間 を慌ただしく行ったり来たりする。


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