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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈狂宴・前編〉-7

『これを見てもただの友達に見えるかしらん?ううん、違うわ……二人は恋仲……フヒッ…そうよねえ、優愛ちゃんに奈和ちゃん?』



二人の瞳を見れば、奈和への屈辱的な悪戯に狼狽える優愛の態度を見れば、その言葉が図星である事は一目瞭然だった。
それは景子が予想していた〈下らない答え〉そのものであり、信じられない妹の“真実”でもあった。


『へッ……その歳になりゃオ〇ニーはするだろうしセックスに興味も持つだろ?いつも二人きりで出掛けてるなんて、何処かでレズってんだろうぜ?』


専務は吐き捨てるように喋ると、春奈から離れて景子の傍に行き、至近距離にしゃがんで対面し、軽蔑の混じった視線を向けた。


『あ〜あ、妹の一人はレイプが原因で自殺。もう一人の“生き残り”はレズとはよぉ?クックック……お姉さんも苦労が絶えないよなあ?』

「き…貴様……貴様あぁぁぁッ!!!」


後手縛りで髪を吊られた景子は未だに無力だ……決して許せぬ侮辱の台詞に怒り狂っても、金髪鬼に向かって吠える以外に抗いようがない……。


「ぜ、全員まとめてブッ殺してやるッ!!縄を解けよぉ!!」

『クックック……何に対して怒ってんだよぉ?お前の妹がレズっ娘の“変態”だったってバレただけだろうが?』


いくら吠えようが拘束台からは逃れられず、侮辱に満ちた屈辱的な台詞を吐かれるばかり。
そして、この怒声が二人の恋愛感情を傷付けている事に、景子は気付いてはいなかった。


(……もう離して……酷い……わ、私……)


優愛も奈和も、肩を震わせて泣いていた……誰にも知られたくはなかった自分達の秘密が、こんな変質者達にあっさりと見破られ、剰(あまつさ)え笑い物とされてしまったのだから……。


優愛は他人とは違う自分を受け入れてくれた。
奈和は心の傷を癒し、優しく包んでくれた。


互いを傷付けぬよう、接吻だけで想いを伝えあう二人の関係は不純とは呼べず、性別を問題としない純愛と呼んだ方が的確であり、専務やタムルが侮蔑するような関係では無かったのだ。


『男は怖くないわよぉ?私が“優しくしてあげる”からぁ……ウフッ……』

「ッ…!!!」


タムルは目を細めてタコのように唇を尖らせると、悔しさに歪む優愛の顔に向けてチュッと唇を鳴らした。
その小馬鹿にした態度と、あまりにも気持ち悪い表情に、男が嫌いな優愛の心は嫌悪感からパニックに陥り、大きな目をいっそう見開きガタガタと震えて固まってしまった。



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