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ちちろむし、恋の道行
【歴史物 官能小説】

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その1 ちちろのむしと出会ひけり-13

「うわぅ」

腰を引くお鈴を押さえ、二本の指を前後させる。そして、膣の入り口から少し入った部分、いわゆる女の泣きどこ ろをグッ、グッと揉むように押さえた。

「ひいい〜〜〜〜〜!」

秘部への按摩でお鈴は快感が湯のように湧きでてきた。その湯がどんどん煮えたぎってくるようだった。そして、 瑚琳坊の指圧が強さを増し、それが続くと、ついに女陰が細かく震えた。次にブルッと尻肉が大きく震えた。気をやったのである。

 お鈴はうつ伏せのまま身体のそこかしこを軽く痙攣させていた。膣口が小さく口をあけ、暗い洞窟がわずかに覗 いていた。瑚琳坊はもう我慢が出来ず、彼女を仰向けにさせると、五寸五分の太魔羅をしごいて、いよいよ交情にとりかかろうとした。頭のす みを虫の肢体がよぎったが、目の前で熱く息づく女陰の誘惑にあらがいきれず、十分に膨らみきった亀頭を肉の花弁に押し当てた。お鈴が切な い眼差しで彼を見つめる。その目がギュッと固く閉じられた。亀頭が秘裂を押し分けてズブリと嵌ったのだ。

「ぐ……、ぐぐう……」

お鈴がこもった呻き声を上げ、瑚琳坊が腰を沈めて魔羅を押し込むと、顎を跳ね上げて大きく喘いだ。

「あはっ……、はっ……はぅっ!」

お鈴の内部はかなり狭く、愛液で滑りがよくなっているはずなのだが、弾力のある膣の肉が、みっしりと魔羅を押 さえ込み、奥へ進むことをなかなか許さなかった。それでも遮二無二突き進むと、何か張りつめた物を突き抜けた感じがした。

「あぐっ!」

お鈴が叫び、顔をしかめる。破瓜の苦しみだった。秘肉が魔羅を食い締めた。千切れんばかりの締め付けに瑚琳坊 は驚いたが、短く腰を振り続けると、さしもの肉の隘路も抵抗しかねて固い灼熱の棒をゆっくりと飲み込んでいった。亀頭が子宮(こつぼ)に 辿り着くと、お鈴は跳ね上げていた顎を今度はグッと引き、さらに顔をしかめた。結合部を見るとわずかに琥珀色の液体が滲んでいた。これが お鈴の血の色なのか……。処女膜を破られ深々と怒張を突き入れられた彼女は唇を噛みしめ、懸命に痛みに耐えている様子だった。野放図に快 感に喘ぐ女たちばかり見てきた瑚琳坊は、その清楚な顔をゆがめる風情にいたく感じ入り、首を伸ばしてお鈴の頬に優しく口づけをした。彼女 は震える吐息を吐くと、うっすらと涙を浮かべた瞳で彼を見つめた。

――いとおしい。

熱いものが瑚琳坊の胸にこみ上げ、彼はお鈴の唇に自分の唇を重ねた。先程の接吻は単なる情欲からのものだった が、今度の接吻は彼の気持ちが込められていた。雌のちちろむしを相手に、我ながらどうかしていると思ったが、突き上げる愛しい想いを瑚琳 坊は抑えることが出来なかった。いったん唇を離し、お鈴の瞳を覗き込んだが、それは陰部の疼痛に耐える健気さと恥じらいに揺れていた。さ らに唇を重ねる。お鈴の柔らかな唇を吸い、たおやかな舌に自分の舌を絡ませ、甘露の唾液を吸い立てる。そうしているうちにも狭い膣にぴっ たりと収まった魔羅はゆっくりと前後に這っていた。少し往復の幅を大きくすると、

「あうっ……」

いつしか彼の腕をつかんでいたお鈴の指に力がこもった。瑚琳坊は脚を拡げて腰を据え直すと、いよいよ本格的な 交合に移った。


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