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LADY GUN
【推理 推理小説】

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婦警のプライド-6

 いい父親の顔はもはやない。これが神と呼ばれた男かと納得してしまうぐらいの恐ろしい雰囲気を醸し出していた。
 「やっぱ婦警や女刑事はたまらないなぁ。みんな生意気そうだ。でもその生意気な女を完膚なきまでにレイプしてボロボロにしてやるのがまたたまらないんだよな。」
 「その遺伝子、受け継いでますよ。」
 「だよな。じゃあどうせなら婦警の制服でこの生意気な女をレイプしてやれよ。警察とこの女を同時に汚す事が出来るからな…。」
 「えっ…?」
気付くといつのまにか婦警の制服姿になっていた若菜。婦警の制服姿になった瞬間、湯島と田口の目つきが変わった。
 「婦警…たまんねぇ。」
欲望の目つきに鳥肌が立つ。
 「変態!!キモいコスプレオタク!」
罵声を浴びせる若菜。
 「良く吠える女だ。まぁ、セックスの最中も良く鳴くけどな!ったく煩い女だ…。ククク、今からたくさん悲鳴をあげさせてやるからな、上原若菜…!」
田口の目つきが変わった。場の空気も一瞬にして変わった。室温が一気に下がったような寒気を感じた。とうとう始まるレイプ…。若菜は命の危険を感じた。
 「さぁ、始めるか…上原若菜レイプを…。」
とても視線を合わせていられないような恐ろしい視線が若菜の瞳に突き刺さった。
 「泣き叫べ、上原若菜!」
首を掴み持ち上げている若菜に激しい平手打ちが飛ぶ。
 「きゃあ!!」
そのまま床に投げ飛ばされた若菜は意識が飛びそうになる。とっさに手をつき上体を起こした瞬間、頬と腰に激痛を感じる。顔を上げる若菜の背中に田口の蹴りが飛ぶ。
 「痛いっっ!」
仰け反る若菜。次の瞬間、横から肩を足で蹴り押されると再び床に転がる。
 「あっう…」
苦痛が顔に現れる。
 「きゃあ!」
田口が上から若菜の胸を踏みつけていた。
 「足で踏むオッパイの感触、やっぱたまんねぇぜ…。皆川静香のオッパイもいい感触だったが、お前のはさらにいいぜ。」
 「痛い!止めて!」
手で胸を守る若菜。
 「ククク!ほら!」
若菜の腕を蹴りつける。
 「うっ…!」
手から力が抜けた瞬間、再び胸を踏みつける。
 「ああ…」
 「ヘヘヘ、婦警の制服ごと踏みつけるのはたまらないね。婦警最高だよ。一番燃えるよ…!」
左と右の両胸を容赦なく踏みつける。守ろうとしては蹴られた若菜の腕に力が入らなくなる。
 (犯される…)
自分の力が全く及ばないのは歴然としていた。若菜が感じた危険感は刑事としてのものではなく女としてのものだった。


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