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LADY GUN
【推理 推理小説】

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先輩は正しかった。-11

 俊介は若菜にタフと言われたが、ただ単に一度射精しているから長持ちしているだけであった。しかし結果的にこんなに燃えているのにまだまだ出る予感はしなかった。しかし目の前のいやらしい若菜にいつまでも挿入していたい気分だ。ちょうど都合が良かった。
 「ああん…!イクゥ…!」
早くも二度目のエクスタシーを迎えた若菜。体の感度は高まる一方だ。絶頂しても挿入を止めない俊介に頭がおかしくなりそうだった。頂に達した快感がずっと続いているようだ。若菜にはもはや拷問とも思える快感に襲われていた。
 「ああん…!も、もうらめぇ…おかひく…らっちゃう…!!」
 「ハァハァ…」
正上位で若菜の両手を握りそのまま背後に倒れる俊介。あっと言う間に騎乗位になる。初めの騎乗位とは違い力が入らない若菜はフラフラとよたる。そして腰を振り体を突き上げる俊介に激しく体を上下させられる。
 「ああん…!ああん!」
ペニスが奥まで突き刺さる。操り人形のように自分の意志では何も出来ない若菜だった。
 「ああん!!」
俊介がブリッジをするとバイクに跨がったような姿になる若菜。奥の奥までペニスが突き刺さっているようだった。
 「子宮が壊れちゃう…!!」
顎を上げて絶叫した言葉は、隣の部屋でオナニーに励む杏奈をドキドキさせていた。
 「ああん!!」
バックが始まる。矢継ぎ早に変えられる体位に若菜は訳が分からない。自分の知らない体位で犯される度に大きな声で絶叫し体をビクンと反応させる。
 「イクッッ!!」
イッたのかどうかも分からない。エベレスト級の連山の頂上から頂上を駆け巡っているかのような快感に体の感覚さえ分からなくなってきた。
 「若菜…!!」
 「ハァハァ…」
ゆっくりと目を開けると正上位で夢中になり腰を振る俊介が見えた。ベッドが軋む程に自分の体が激しく揺れていた。
 「若菜ぁぁぁ!!」
 「俊介っっ!!」
 「ううっ…!!」
俊介の腰が止み呻き声とともに体をビクン、ビクンとさせ倒れ込んできた俊介を若菜はギュッと抱き締めた。俊介も抱きしめ返す。2人は体をゆっくりと揺らすように擦り合いながら燃え上がったセックスの余韻の時間を過ごす。
 やがて俊介が腰を浮かしペニスを抜いた。
 「つ、つい中に…。」
若菜はボーッとした表情で微笑しながら答える。
 「中出し…くせになられたら困るんですけど…。」
 「ご、ごめん…」
慌てる俊介だが若菜は落ち着いている。
 「バッグにピル入ってますから…取って下さい…。あとお水…。」
 「え?あ、ああ…」
慌てて取りに行く俊介の後ろ姿が間抜けで笑ってしまった。
 ピルを飲み溜め息をついた若菜は一気に脱力しベッドに倒れる。
 「気持ち良かったぁ…」
そういって目を閉じると俊介が添い寝してきた。
 「若菜ちゃん…」
何か言いたそうな俊介の口を唇で塞ぐ。そして言った。
 「セフレでいいじゃないですか。ンフッ…」
若菜はそう言って笑うと寝てしまった。
 「セフレねぇ…」
ちゃんと付き合いたい俊介に若菜はわざと壁を作っているように思えた。そして俊介もいつの間にか寝てしまった。


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