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吉原昼景色
【歴史物 官能小説】

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第二話 黒相手-5

「おい、霧舟。そろそろ背中から降りてくれよ。おめえの身体、じっとり熱くてたまらねえや。それに、重くなっ てきた」

「重いくらいなんだよ。あんたの頼みだからこうやって見せてやってんだ。異人と花魁との交情なんて、おいそれ と拝めるもんじゃないよ」

それはたしかにそうだった。興味半分、自分の芸の肥やしに半分、という気持ちで覗き見している幇間だった。

 そうこうしているうちに、異人は早くも三度目の肉情を催したらしく、霧橋の豊かな乳房に手を伸ばし、揉みは じめた。廓という場所にも慣れたのか、積極的に花魁にのしかかって乳首を吸いもする。そして、黒い一物は竹の子の育つ速さで隆々と勃起 し、相方の秘壺へ分け入らんとした。

「まあ、とんだこと。三度目とは、ぬしさんも腎張り(性欲の強いこと)でござりいすなあ」

霧橋は驚いて見せながらも股を開き、湿ったぼぼを突き出した。

 本手(正常位)にて絡み合う異人と傾城。すでに二度出したので男は長続きしそうだった。秘孔に肉槍をずっぽ りはめてはずるりと引く。その繰り返し。技巧もなにもあったものではないが、魔羅の尺を活用しての長い抜き差しで、遊女が甘い声を上げ る。

「ああ〜〜〜ん。ああ〜〜〜〜〜〜ん」

太長い物が執拗に刺激する。大きく波打つように身体を揺らして異人が腰を打ち付けると霧橋の身体が布団をせり 上がってゆく。

「あれさ。そんなにされては、わっちは……、畳へ落ちなんすよう」

言葉が通じたわけでもなかろうが、客は遊女の肩を両手でがっしりとつかみ、動きを封じるようにして秘陰へ野太 い魔羅を打ち込んだ。

そ んな執拗な交情がひとしきり続いていたが、

「あれ? 姉さん、もしかして……」

ふと、霧舟がつぶやいた。

「姉さん、まじになってきてるかも……」

言われて歓八は女郎の足の指に目をこらした。たしかに時々、ぐっと内側に曲がり、力が入る。先刻までは長魔羅 を痛がっていたようにも見えたのだが、遊里で鍛えられし花魁の肉壺というものは順応が早いのだろうか……。

「あんっ。あんっ。あんっ。あんっ」

よがり声にも工夫がなく、単調だった。本来なら「ああ……、おゆるしなんし」とか「拝みんすよう。もう、わっ ちは…………」とか言葉をはさむのだが……。

 白い裸体の上、黒い身体は大波小波、延々と動いた。怒張は力感を伴って打ち付けられたが、それでも九寸すべ てが女陰に埋没することはなく、ひと握りほど余った部分は膣から溢れた白い泡立ちで化粧されていた。

「んあっ。んあっ。んあっ。んあっ。んあっ。んあっ」

いつしか白い両腕が黒い背中へ回され、白い両脚も異人の尻の上で交差していた。姉女郎のそんな本気のさまを見 て霧舟がつぶやく。

「花魁のくせに、我を忘れるなんて……。でも、なんだか羨ましい」

歓八の背にべったりとおぶさっていた娘の乳首が痛いほどとがってきていた。それを幇間の背中が感じていた。


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