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歪な氷雪─いびつなひょうせつ─
【近親相姦 官能小説】

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歪な氷雪-8

 テレビでは愛梨の単独プレイが進行中である。
 歯磨き粉の代わりに精液を使って歯を磨いたり、たくさんの歯ブラシを膣内に挿入したりしている。モザイクが薄いのは丹波店長のサービスだろう。

「いく、あん、いっちゃう」

 愛梨のすがるような声を聞きながら、美羽の制服に指をうずめる。

「いくう、いっ、くっ、ん……」

 愛梨のオーガズムが雅治の中で美羽のオーガズムにすり替わる。
 精液まみれの口と愛液まみれの女性器を目で堪能しながら、雅治は自分自身をしごいた。

 愛梨の性癖は本物だった。彼女はほんとうに歯磨きで性感が高まる体質らしい。
 だとしたら美羽の体にはどんな性癖が潜んでいるのか、あれこれ考えているうちに雅治は射精していた。
 同時に愛梨も悶絶しながら二度目の絶頂を迎える。局部の肉がモザイクぎりぎりのところで痙攣していた。

「また、いっちゃいました……」

 愛梨の台詞にはそそられるものがある。
 さらに素人ならではの素朴な声で、

「おまんこ、べちょべちょ……」

と言わされている。照れた顔がまた初々しい。
 雅治は使用済みのティッシュペーパーを手にし、それをごみ箱に捨てようとしたが、思いとどまった。
 そして再生画面をあらためて見つめ、ぽつりとつぶやく。

「美羽……」

 愛梨への凌辱がはじまっていた。服を着た男ら数人が彼女の肢体を取り囲み、上も下も関係なく愛撫でめろめろにしていく。

「美羽を迎えに行かなきゃ……」

 受け止めきれない数の玩具が愛梨を責めて、貫き、やがて男らのペニスによっておもちゃにされる。
 相手が素人であろうと彼らは手加減しない。
 絶頂するたびにくたびれて、ひっくひっくと痙攣を繰り返す、こうやって女性たちは垢抜けていくのだろうと雅治なりに納得した。

「雪がひどくならないうちに、美羽を迎えに行かなきゃな……」


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