ソノゴ-12
リュディはキスをしながら丁寧にランスのシャツのボタンを外し、隙間から手を差し込んで脱がしていく。
あらかた脱がすと、自分も服を脱ぎ捨てて素肌を合わせた。
「ん は ぁ んんっ」
ぐいっと身体を起こしたランスがリュディの脚を持ち上げて自分を股がらせる。
「硬い」
「……カタイ……」
お互いの股間の感触に同時に呟き、同時に吹き出した。
「んっ」
そして再び唇を合わせて、腰を擦り合わせる。
ぬちゃぬちゃと先走りが絡まる音が響き、ぬるぬるとした愛液も混合されて2人の下半身は大洪水だ。
「ぁ ランス……私……もぅっ」
「はい。私も限界です」
ランスは自分の服を手早く探り、避妊薬を取り出して口の中に放る。
ガリッと奥歯で噛んで飲み込むと、リュディの腰を掴んで少し持ち上げた。
「ふぁ ああっ」
ぬ゛るっと女性器にランスが挿ると同時に、男性器がぶるっと震えて白い液体を吐き出す。
「早いですよ、リュディヴィーヌ」
「あ はぁ はぁ だって……」
最近、忙し過ぎて欲求不満を考える余裕も無かったが……どうやら相当、溜まっていたようだ。
「私はまだ余裕がありますよ?……何故なら、貴女をオカズに毎日抜いていましたから♪」
ランスだって忙しかったのだが、リュディの事を想うと我慢するのが難しく……ひと晩に2、3回は抜けた。
その事実を聞いたリュディはカアァッと赤くなり、目を伏せてもじもじする。
「い……意外と……嬉しい……です」
ランスの空想の中の自分にちょっと嫉妬したりもするが、基本的に自分なので良しとする。
「でも……やはり、実物の方が何万倍も素敵です♪もっと、感じて下さい……ねっ♪」
「あうぅっ?!」
言葉の最後でグンっと腰を突き上げると、リュディは仰け反って声を上げた。
「あっ あぅ ランスぅっ そこ」
「ココ……ですね?」
「はああぁあぁんっ」
リュディの示したソコをグリグリと抉る様に刺激すると、肉壁がきゅんきゅんにランスを締め付ける。
「あ ふぅ リュディヴィーヌ……キツい……です」
「あぁん もっとっ」
ランスの動きに合わせてリュディ自らも腰を振り、2人は絶頂へと駆け上がっていった。