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夏帆の性欲
【獣姦 官能小説】

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C夏帆の性欲-1

射精の快感でぼんやりしながらも、夏帆はどこかタフのことが気になってタフを見る。

クゥウン…クゥウ…ウウウ!!

タフは部屋の隅で眠っていた、イビキをかきながら…。タフのするイビキが変に人間臭くて、夏帆は思わずプッと吹き出してしまった。

(自分のメスが他のオスに犯されてるのに、こうも平然と寝てられるの?)

ブラウンに犯されながらも夏帆の関心はタフに移っていた。タフは支配欲の塊だったはず?こうして他のオスに犯されてるのを見たら、嫉妬と怒りでブラウンに襲いかかってくるかと思ったのに、目の前にいるのは、何も気にせずグッスリと眠るタフだった。

夏帆もそんなタフを自分でも不思議なくらい冷静に観察していた。タフ以外の犬に犯される、そんな状況に冷静でいられなくなるかも!?と思っていたのに、夏帆はただ快感に耽り、しばらくぼんやりとタフを見つめていた…。


それから、30分程して交尾が終わった。ブラウンが抜け落ちたペニスを舐め、夏帆がふんわりと快楽の余韻に浸っていたときだった。

タフが夏帆の元へやったきた。いつもと違う大人しいタフ、どこか媚びるような目で夏帆を見る。

「私としたいの…?」

ぼんやりしながら、夏帆はタフに尋ねる。当然、タフは何も言わない。

(なによ!他の犬に犯されてる間、グッスリ眠ってたくせに…!いつもの威勢はどこにったの!)

少しの怒りと少しの寂しさ、そして、タフの媚びるような眼差し。タフが夏帆の身体を要求するときに見せる尊大な野生のたぎりが今のタフには微塵もなかった。今、タフにあるのはあるのはおこぼれを頂戴するときのような卑屈さだけだった。

「なによ!!やりたいんでしょ!だったらやらせてあげるわよ!!」

ふたりきりの時にみせる尊大さと支配欲、そのふたつが消えたタフは夏帆にとって単なる可愛い犬でしかなかった。

夏帆はそんなタフに情けなさを感じつつも、可愛いと思えてくる。ともかく、タフが夏帆の身体を求めているのは間違いない。

夏帆はへとへとだったが、それでもタフのために、また四つん這いになってタフを受け入れる姿勢になった。


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