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変容
【教師 官能小説】

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変心-21

 眠り始めて数時間後、下腹部から発せられる信号で恵は目を醒ました。

“おしっこ!”

 とうとうその時がやってきてしまった事に恵は焦った。
 昨日は結局、水とスープと水気たっぷりのフルーツを食べた。思い出したくないが、男の小便も飲んでいる。汗をかくような運動もしていない。当然といえば当然の結果だった。

“オマル…”

 生理現象に我慢は効かない。オマルで用を足すなどまっぴら御免だ。しかし、だからといって床に垂れ流すなど更にありえない…。

 恵は起き上がり、男が用意したオマルへ近づいていった。蓋を開けると、そこには以前男がした小便がそのまま残っていた。酸化した尿の鋭い臭いが強烈に鼻を突く。

“これなら、私がしたって分からないかも…。”

 几帳面な男が、オマルの中に溜まった自分の尿に気づかないはずがない。これは勿論、恵のオマルでの排尿に対する心理的障壁を低くする為、あえて片付けなかったものだ。
 そして、男の目論み通り、恵は小児用のカラフルなオマルに跨り、小便を始めた。その姿と音がビデオに録画されていることも知らずに。

「ジャァァァ。」

 痛いほどの静寂の中、恵の排尿の音はやけに大きく響いた。

 無事排尿を終えた恵は再びベッドに横になり、中断された眠りを再開させた。

“生理が始まったらどうしよう。それと、大きい方は…。”

 浮かんだ不安は、まどろみ溶けてゆく意識とともにフェードアウトしていった。




 今までの疲れが一気に表へ出たのだろう。恵の眠りは深く、男がやって来たことに気づかないまま、小さな寝息を立ててベッドに横たわっている。

 男はあえて恵を起こさず、オマルに溜まった二人分の尿を始末し始めた。
 二重になったビニール袋一杯に詰められた猫用トイレのペーパーチップに、きついアンモニア臭を放つ液体を流し込んだ後、空になったオマルにペットボトルの水を注ぎ、再びチップに流す。最後はウエットティッシュで全体を拭いて元の位置に戻した。

 清拭といい、食事の皿といい、男がやけに清潔を意識するには、几帳面以外の理由がある。調教を阻害する因子、『病気』を予防するためだ。綿密に練られた調教プランを乱す要素は極力排除しなければならなかった。

“そう。今日から次の段階に進むからな。”

“その準備は昨日までで済んでいる。仕込みは完璧だ。さあ、お前の心が壊れ、変わりゆく様を見せてくれ。”

 男は口元に薄い笑みを浮かべると、安らかに眠る獲物に近づいていった。


 毛布を剥ぎ取られ、両腕を掴まれたところで恵は覚醒した。
 「カチャ」という音がして、両腕が再び拘束される。足の拘束はいつの間にか外されたようだ。

 男は陰茎を取り出した。
 恵は起き上がってベッドから降りると、男の前に跪き陰茎をくわえた。

「しょんべん。」

 今日は先に排尿するらしい。恵は亀頭を口で包みながらじっと待っていと、やがて男の排尿が始まった。
 ゴクゴクと喉を鳴らし尿を飲み込んでいく恵。3回目ともなるとさすがにコツを覚えたのか、あまり口腔に溜めることなくスムーズに嚥下していく。

 陰茎から吐き出される尿の量が減り、排尿が終わりを告げる間際、男はカメラを構え、恵に指示を出した。

「口を開けて上を向け。」

 くわえていた肉棒を離し、大口を開けて上を向く恵。何をされるかの想像はついていた。

「ジョボジョボ…。」

 残りわずかな量の尿が勢い無く恵の口腔に注ぎ込まれる。男は尿道口と恵の口腔を尿が繋いでいる瞬間を撮影した。

「パシャ」

 10枚目の写真は、恵の小便器姿だった。



 男はズボンと下着を脱ぎ、ベッドに腰掛けた。恵はいつものごとく足下に跪き、首を伸ばして男の肉棒を舌で舐め上げる。
 昨日と違い、後ろ手に拘束された姿勢ではかなりきつい。さらに、昨日はフェラ、小便、フェラの順だったため途中休むことができたが、今日はフェラチオを連続して行わなければならない。

“1回目をできるだけ早く済ませないと!”

 できる限りの工夫をし、何とか短時間で射精に導こうとする。
 男の股間は、フェラを開始してものの数分で恵のヨダレまみれになっていた。


 恵の奮闘空しく、顔中に生臭いザーメンが撒き散らされている恵の写真が床に落ちるまでには、30分以上の時を要した。


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