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磯崎恵利子 15歳の受難
【レイプ 官能小説】

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葛藤の桜貝 ★-1


 「そう……、その調子、上手だ、そのままゆっくりと真っ直ぐ腰を浮かせて……」
恵利子は対面座位の体勢両手を千章の肩にかけ、慎重に腰を浮かせ自身の胎内に残る恐怖から逃れようとしていた。
陰茎を引き抜き射精された体液が溜まった避妊具を外すと、ティッシュに包む事無くわざと恵利子の視界に入る様に枕元に置く。
それは強いられ自身の望まぬ行為ながら、確実に男を膣孔にて昇りつめさせた事を自覚させる儀式でもあった。
強いられる交接の痛みから解放され、また違った羞恥の感覚に恵利子の下半身が囚われる。
それは「排尿への欲求」に他ならない。

 外気温の高さから安易に勧められるまま口にした水分が、このタイミングで予想外に切迫したシグナルを発する。
恵利子はタイミングを見計らった様に、そっとベットから抜け出る事を試みる。
「おっと……、そうはいかない」
千章は恵利子の腕を掴み引き戻すと、ベット上にうつ伏せで抑え付け馬乗りになると両腕を忍ばせておいたストッキングで拘束する。
ストッキングで拘束するのは福井美涼を拘束時に用いた方法で跡を残さない為である。
「どこに行こうと言うんだい、今日はたっぷり楽しませてもらう約束だ。逃がさないよ恵利子、可愛がってあげる」
そう言いながら仰向けにさせると、先程自身の陰茎を快楽に導いた天国の扉を唇で覆い舌先を這わせる。

 早速利尿剤の効果が表れた事を千章は察すると、舌先は肉芽では無く尿道孔付近を重点的に責めながら尿意を煽る。
数分も持たず恵利子の限界が来た事を、その切なげな表情から容易に察し得る。
構わず恵利子を逃がさぬ様に、再度仰向けの状態にさせ馬乗りになる。
そうしてから、目前で見せつける様に怒張した陰茎に避妊具を被せ軽く扱く。
「さぁ、二度目のマンコだ。今度はさっきみたいに簡単には射精しないから覚悟してくれよ」
恵利子の不安を煽るよう淫猥な言葉を吐くと、再び対面座位の体勢で挿し貫く。
この体位両腕を背中側で拘束されては、恵利子は逃げる事も出来ずひたすら尿意を我慢するしかない。

 しかしそれも長くは続かない。
「あの……」
恵利子は意を決した様に二度目の快楽を貪る男に口を開く。
「あの、あの……、おトイ…… レに行かせて下さい」
俯きながら小さな声で囁く様に伝えてくる。
「あぁ、良いよ、恵利子のマンコ。良い締りだ、恵利子のマンコ最高だよ。マンコ、マンコ気持ちいいよ」
わざと無視する様に、卑猥な言葉を連呼しながら突き上げる。
「お願いします、おトイレに行かせて下さい!」
更なる刺激で尿意が限界を超えたのか、ハッキリとした言葉で懇願する恵利子。
「それより二度目の射精が先だ」
ハッキリとした拒絶で恵利子を焦らせる。
「それは後どれ位なのですか?」
ひどく切ない表情で聞き返す恵利子。
「さぁ、それは君次第だ。君が僕を気持ち良くさせてくれれば今すぐにでも射精する。そう出来たら、好きにすれば良い」
そう抽象的に伝えると腰の動きを速める。

 (どうすれば……、あっ、あぁぁ……)
限界は確実に迫りつつあり、恵利子の顔には違った意味での発汗が見られる。
「良く聞くんだ恵利子。これから私が言う事を繰り返し復唱するんだ。いいね・・・。まんこ、まんこ気持ち良い、恵利子まんこ気持ち良い。そう言うんだ、その言葉を君の口から聞けたら、今すぐにでも射精してしまう」
放尿同様、淫らな言葉を恵利子自身に口にさせる事も今日の目的のひとつであった。
「さあ、まんこって言ってごらん」
嗜虐心に満ちた表情でそう繰り返し恵利子に促す千章。

 尿意の我慢から来ているのか、言葉による辱めによる物なのか?
それともその両者による複合的な物から来る結果なのか?
何れにしろ千章の目的が別のところに在る故、恵利子の運命その結末はすでに決まっていた。
顔を真っ赤に赤らめ、拷問の様な言葉と性交による膀胱への刺激に耐え続ける恵利子。

 この時恵利子の脳裏には何故か、希望高校受験失敗の引き金となった「あの出来事」が思い出されていた。
それは中学三年の冬、目前に高校受験を控えたあの日。
書店から自宅への帰り道、折からの寒さが災いし公園のトイレを使ったあの日である。


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