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疼くの……
【熟女/人妻 官能小説】

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虐める快感-2

 次の授業の日である。部屋に入るなり健吾が鼻の穴を膨らませて、
「先生、明日、どうでしょう」
「どうって、なによ」
「どこか別の場所っていう話です」
「なんだっけ?」
とぼけてバッグから問題集と資料を取り出した。健吾はおろおろしている。

「さあ、勉強ですよ」
「先生……」
「なんです?」
「この前の約束……」
「何の約束かしら?」
言葉に詰まっている。動揺している。

「何の約束したのか言ってみて。私、憶えてないわ」
ちょっと気の毒に思いながらもはっきり言わせてみたくなった。
「あの……」
「なあに?」
「ぼくと……」
「うん」
「セックス……」
口ごもって、純情な少年の典型みたいだ。
(だけどこんなに変るものかしら……)
完全に性欲に負けてしまっているんだ。
(そろそろ許してあげようか)


「思い出したわ、健吾くん。セックスよね」
「先生、声が大きいです」
潜めた声に私も合わせて少し顔を寄せた。
(気持ちまで変わってきてる……)

「それで、明日、どうなの?」
「塾、休みなんです」
「休み……」
「塾の管理システムメンテナンスのために臨時休校なんです」
案内をもらったが親には見せていないという。だから塾はあるものと思っている。学校が終わってから午後九時まで時間がある。
「そう……」
(こんなに早く機会がやってくるとは……)

 私はわざと難しい顔を作りながら、
「健吾くん、口は堅いの?」
「はい?」
「何があっても秘密にできるの?」
「はい。ぜったいに」
この時ばかりは引き締まった顔で答えた。

 急なことではあったがこのチャンスを逃すのはもったいない。夫の帰宅はいつも十一時頃だ。十分間に合う。
「わかったわ。細かいことはあとで連絡する。携帯の番号教えてくれる?」
ようやく健吾の顔に笑顔が浮かんだ。

 話が決まればますます私には余裕が生まれてくる。
「今日はお休み気分かな」
健吾がちょっと弱々しく笑った。これだけ会話を続けていてもジャージの股間はぱんぱんに張ったままである。

「休むことも必要よ。勉強はいいけど、受験のための勉強だけだと物の見方や感じ方が偏っちゃうわよ」
「はい……そう思うようになりました」
「特に理屈や理論では結果につながらないこともあるの」
「はい……」
 私はベッドに腰かけると手招きした。
「ここへ来て」
立ち上がりながら股間を隠すところが可愛い。

「ずっと勃起してるね」
「すいません……」
「いいじゃない、若いんだから。リラックスして」
尖った股間をぎゅっと握った。
「ヒッ……」
「ごめん」
「いえ……もっと……」
「ふふ……もっと?」
「いえ……すいません……」

 私はいったん手を離し、テントを張った先端を掌でぐりぐり。
「あ、先生」
「硬いね。出したい?」
「はい、出したいです」
「出していいわよ」
「先生……してください」
「我慢出来ないの?」
「はい」
言いながらペニスを引き出した。

(すご……)
気のせいか一回り大きくなったように見える。数日で変わるわけはないからそれだけ昂奮で漲っているということだろう。
 内心の驚きは見せずに、私はややぞんざいにペニスを弾いた。
「あ」
強力なバネ仕掛けみたいにビンビンと跳ねた。
「オナニー、いつしたの?」
「昨日です」
「それなのにもうこうなの?」
「はい……一日二回してもまだ……」
真っ赤に充血した亀頭は若さの苦悶にも思える。
(口に含みたい……)
衝動にかられたが、ぐっと堪えた。

「しまいなさい」
「先生……」
「明日まで我慢しなさい」
「我慢ですか……」
「明日のために我慢するの。簡単に出しちゃうのは体の欲求だけで終わっちゃうわ。もっと気持ちも感じないと」
健吾にはよくわからなかったと思う。
「オナニーもしちゃだめよ。いいわね。でないと明日はなしよ」
「わかりました」
ジャージに納めようにも引っかかって一苦労である。
 これでは勉強にも身が入らないだろう。
(今日は刺激をたっぷり与えておこう)

「健吾くん。今日は息抜きでいい?」
「はい……」
「たまにはいいよね。内緒よ」
私は大きく伸びをして、
「そうだ。腰が重いの。マッサージしてくれる?」

 健吾のベッドにうつ伏せになった。健吾の顔は見えないが私の体全体を眺めて一段と硬直を高めているだろう。
「どうすれば、いいですか?」
「そうね。跨って、掌で圧してくれる?体重かけてね」
ベッドが軋み、私の太もも辺りに跨ってぐっと手が当たった。ペニスは私のお尻のすぐそばだろう。
「ああ、いい気持ち。もっと強くしてもいいわよ」
少し薄めのブラウスだからブラジャーも透けて見えているはず。
(ふふ……どんな顔してるだろう)

「今度は、脚もやってくれる?」
「脚、ですか……」
「太ももからふくらはぎのあたり。軽く揉んで、さすってほしいの」
そう言ってスカートを少しだけ引上げた。太ももが見えるように。
 健吾の溜息が聴こえた。触れた手がおそるおそる太ももを揉む。
(あ、疼いちゃう……)
性感が走る。じわっと濡れる。健吾の手が奥へ入ってきた。
(まずいわ……)
さすがに感じてきて、
「もういいわ。ありがとう」
「先生……」
振り向くと健吾はペニスを剥きだしにしていた。


 


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