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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈恥虐の花嫁・銭森春奈〉-4

「許さないッ…!!」


金髪鬼・サロト・タムル……一連の犯罪の主犯と呼べる三人を倒す事が出来れば、景子や瑠璃子達を助けられるかもしれない……拳は鉄パイプを力一杯握り締め、肩に担いで振りかぶる……その身体は、仇敵に向かって跳んだ……。


「ッ…!?」


目の前に立つタムルの顔面目掛けて降り下ろした鉄パイプは、虚しくも空を斬って床にガチンとぶつかった……春奈は狼狽えを見せながら辺りを見回し、新たに視認した金髪鬼に向かって駆けようとする……が、その身体は何者かに背後から抱き締められ、突進は止められた……。


『弱い……貴女、全然弱いわ……』

「…ッ!!!」


春奈を止めたのはタムルだった。
力の弱い春奈なら、鉄パイプを降り下ろす攻撃しかしないだろう。との読みは見事に的中し、その隙を突いて背後に回り込んだのだ。

鉄パイプを握る拳はタムルの握力に潰され、唯一の武器は床に落ちた。
与えられたチャンスすら活かせない春奈には、もう戦う術など無い……。


「離してッ!!まだ終わってないんだからぁ!!!」

『ウフッ…“他人の花嫁”だけど、慰み者にしちゃおうかしらね?』


背後から抱き付かれ、ジタバタと藻掻く春奈をサロトは腕組みをしてニヤニヤと見ている。
危険が去ったと知った専務は赤い首輪を持ち、泣き叫ぶ春奈の首に着けた。


「やめてえぇぇ!!!」


手錠の鎖には、エイトカンと呼ばれる8の字の形をした金具が付けられ、喉元の首輪のリングに繋げられた。


『おぉ……ワシの春奈が……』


サロトは両手で顔を覆い、指の隙間から二人掛かりでの乱暴を見ていた。
その表情には哀しみなど微塵も無く、花嫁として選んだ牝が他人に弄ばれてしまう“屈辱”を興奮に置換しているようだ。

春奈は両手を揃えたまま喉元に添えられ、屈脚のまま押さえ付けられて麻縄が巻き付けられていく。
その様は、身動きのとれない尻尾の無いリスか、ハムスターのようだ。


『もう逃げらんねえぞ?クックック……お前も死ぬまで家畜のままだ……』


再び勝ち誇る専務は、床に仰向けに寝転がる春奈を見下ろすと、天地逆さまに顔を近付け、唾を吐きかけた。


「嫌あ!!……嫌よ……嫌…だ……」


春奈の瞳には怒りは無かった……先程の戦いに敗れた悔しさと情けなさに、完膚なきまで打ちのめされていた……吐き掛けられた唾が額を流れ、花嫁を奪いに来た“二匹”が添うように寝転がる……左側には専務が、右側にはタムルが……左右どちらを見ても忌まわしき鬼畜の顔があり、見上げれば自らを御主人様だと主張する憎きハゲオヤジが居る……。



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