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マリアの猫
【ファンタジー 官能小説】

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マリアの猫-4

 ベッドランプのぼんやりした明かりに、次第に浮き上がって露になるマリアの白い肌に、しばし見とれる。
 マリアは脱ぎ終わると、さっとベッドに潜り込んだ。僕も、急いで付けているものを剥ぎ取ると、後に続いた。
 半身をマリアに被せ、男根を内腿に載せると、マリアの腕が首に巻きついてくる。
 唇を合わせると同時に、股間に手を伸ばす。
 しなっとした陰毛を掻き分けて、手を伸ばすと、指先はヌルリと割れ目に滑り込む。もうこれ以上の前戯は、無用だ。
 両膝でマリアの腿を割ると、腰を落として鈴口を割れ目に押し当てる。
ヌルリ
 見えないのが残念だが、いよいよ念願のブーゲンビリヤの花びらを味わうのかと思うと、陰茎はピンと跳ね上がって、花びらを押し開く。
「ビエン」
亀頭が膣口を通り、雁首にプリっと刺激が伝わる。
「オオぉ〜おぉぅ」
マリアが、うめくと同時に腰を突き上げた。
陰茎の半ばまで、嵌まった。
「マリア」
僕は、声を掛けながら、残りの陰茎を押し込む。
 恥骨が突き当たると、マリアは更に腿を開いて腰を上げる。
 内股の柔肌がぴったりと合わさって、マリアの体温が伝わってくる。
 男根は、膣の肉襞に包まれて、キリキリと怒張を強める。
(なんて素晴らしい嵌め心地)
目一杯に腰を押し込みながら、しばし、膣の締まり具合を味わう。
 雁首がうずくので、やや腰を浮かして、陰茎の尾根でお小根をくじる。
「オオォ〜、オオォ〜、オオォ〜ぅ」
マリアが、機関銃のように激しく突き上げてくる。
 一度くじって引くと、3回迎え腰が往復する。
1、・・2,3,4、
1、・・2,3,4、
1、・・2,3,4、
 僕は、口の中で調子を取りながら、マリアの腰に合わせる。
 マリアの腰がだんだん早くなる。
 こちらも調子を合わせて、固さを増し続ける陰茎を、上下左右に揺すって、マリアを誘う。
「オォっ、ヤスオォぅ」
 突然、マリアは体を仰け反らせて、身を固くした。
(マリアがイクっ)
 僕は、マリアの尻をしっかり抱えて、男根を捻じ込んだ。
 マリアは、仰け反った身体を、戻すと、僕にしがみ付いたまま、身体を震わせる。二度、三度、四度と、寄せては返す波のように、繰り返して身体を震わせる。
 僕は、男根をマリアの中に嵌めたまま、背中に手を回し、優しく抱擁を続ける。
 そうこうするうちに、マリアは全身の力を抜いて、放心した。
 更に怒張を続ける陰茎を突き立てたまま、両肘で体重を支え、マリアを抱き続ける。
 自分の逸物で昇天した女は、可愛い。
 マリアの中で、男根は怒張をしたまま、ヒクヒクと蠢いている。


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