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LADY GUN
【推理 推理小説】

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病んだ精神-12

 若菜はフラフラしながら立ち上がり全裸になる。そしてバッグから新兵器を取り出す。
 「新しいオナニーに挑戦…。」
以前AVでゴムでペニスをかたどった、いわゆる張り型を知った。下に吸盤が付いており床やテーブルに垂直にくっつける事が出来る。それを机の角に設置し中腰で腰を沈め張り型を挿入しオナニーしているシーンを見てこれだと思った。通販で見つけゲットした。それを今日試すつもりだ。
 「これ、絶対いいよ…」
色も肌色で本物のペニスに近い。見ているだけでもムラムラする。机は高すぎるのでガラスのテーブルに設置した。テーブルから垂直に聳える張り型にドキドキする。若菜はその上にまたがり張り型を手で握り支え、ゆっくりと腰を沈める。
 「ああん…入る…」
パックリと開いた割れ目を割いて入る張り型。膣口に先っぽが当たる。
 「ああん…本物のオチンチンみたい…。」
バイブは堅くてリアル感がないが、これはゴムで出来ている為に本物のような感触がする。手を話し両膝に手をつきゆっくりと腰を沈め張り型をくわえ込んでいく。
 「あぁぁ…!」
ニュプニュプニュプニュプと、卑猥な挿入音が聞こえる。
 「凄い…オチンチンみたい…。ああん…んん!んっ!」
奥までグッと挿し込んだ。先っぽが奥に当たった瞬間、身震いした。
 「ヤバい…、これ…ヤバい…」
ゴム製の張り型のリアルな感触に胸が高鳴る。若菜は目を閉じて腰を浮かし、そして沈める。
 「ああ…!セックスしてるみたい…。ソファーに座った男の人に背中を向けてガニ股で自らオチンチンを入れてるスケベな女…!」
きっと椅子に座る男性は自らペニスを欲しがり我慢できずに腰を動かしセックスを主導する淫乱な姿をニヤニヤしながら見るんだろうな…、そう妄想しながら張り型に悦ぶ若菜。
 「ハァハァ…本当にセックスしてるみたい…!あんっ…!オチンチンが突き刺さってるみたい…!ああん…!」
突き刺さる張り型に心酔する若菜。興奮して自分の両胸をグッと掴み上げ激しく揉んだ。
 「あっ!あっ!あっ!」
髪が激しく揺れる程に若菜の体は上下に揺れる。テーブルには若菜の愛液が大量に垂れ流れていた。お尻に触れ蜂蜜のように沢山の糸を引いている。
 「ヤバい…ヤバいよぉ…!」
若菜はもはや煩悩に支配された。張り型を鏡に設置し、立ちバックで突かれている妄想で体を動かす。
 「ああん…!バックぅぅっ!ああん!!」
若菜は股の間から鏡を覗き込む。すると張り型がズッポリと刺さっている性器が見えた。
 「ああん!」
あまりにいやらしい光景に頭が熱くなる。張り型を下にずらしワンワンスタイルでのバックに挑む。
 「ああん…!気持ちいい…!」
肘を床に着け激しく尻を鏡にぶつける。
 「ふわぁぁん!!!」
あまりの気持ちよさに上体を倒し胸を床に着けてしまう。お尻が突き上がる若菜。男性に激しくバックで犯されている妄想でエクスタシーを迎えた。
 「ああああぁ…ヤバいぃぃ…!ヤバい…!イクゥッッ!イクゥッッ!んんんっっあっ!!」
お尻を思い切り突き出す若菜。張り型が外れてしまうほどに突き上げられたお尻。張り型をズッポリとくわえ込んだまま床になだれ落ちる。
 「あっ…あっひっ…!あっ…!」
意識朦朧だ。若菜は蛙が車に引かれたようなはしたない姿で体を激しくビクン、ビクンと痙攣させていた。
 そんな若菜が切なそうな声で口にした言葉は、ある男性の名前だった。
 「…さん…。ハァハァ…」
その男性を思いシルクに包まれ空に浮いているような感覚を得ていた。若菜はその男性を思うと胸が切なくなるのであった。


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