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氷の階段
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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裕香の悩み-2

裕香のアルバイト先の店長の名前は,山田正範といった。
裕香の悩みの種はこの正範にあった。彼のセクハラがひどかったのだ。元々,アルバイト先の店の経営をしている会社の御曹司である正範には,能力などなく,ただ単に店長という立場を利用して女遊びをしたかっただけなのである。
しかし,一旦見つけたアルバイトをやめる勇気は,裕香にはなかった。彼女に勇気さえあれば,この悲劇は防げたかもしれない。
正範は,バイトに女のみしか雇わず,普通は店員が1人いれば店は回るのだが,常に5人置いていた。理由は簡単である。セクハラする為である。店には1人出し,奥で4人を奴隷として使っていた。
基本的に正範は仕事をしない。正範の仕事は奥の4人が分担してやっていた。店に出される者は幸運な方だ,といわれていた。少なくとも,全裸にされ,目の前で自慰をされるということがないからである。
そして,正範の行為はエスカレートしていく。


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