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疼くの……
【熟女/人妻 官能小説】

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焼けちゃうよォ-3

(いつまで続くの、いつまで……)
「先生、よく見えますよ」
「はう、はう……」
息も絶え絶えになってきた。
「なにが?……見えるの?……はう、はう……」
「挿入状態が観察できます。お尻の穴もも。よく見るときれいなものですね」
(全部見られてる)

 やがて肛門に軽い圧迫があり、健吾の指先が触れているとわかった。
(妙な快感……)
箱根のお風呂で愛撫されたこと思い出したが、次の瞬間、甘美な心地よさは消えた。
「あぐう!」
健吾の指がいきなり突き刺さったのである。
「だめ、だめ」
(二日間便秘なのォ……)

(ああ、気持ちいい)
ペニスの圧迫と指が奥のほうでくっつきそうになってる。たまらず動いて動いて、健吾の指も合わせて抜き差し。
(ああ!膣が、膣が、焼けちゃうよォ!)

「最後は座位にしましょうか」
結合はそのままで健吾が起き上がった。彼の股間に腰かけた形だ。向き合ってしたことはある。
「背面座位という体位です」
「指、汚れてない?」
「大丈夫です。拭きました。挿入の範囲に便はありませんから」
 両手が服のうえから乳房を掴んできた。
「ああ、痺れる……」
それまで放っておかれた乳首に溜まっていたみたいに快感が拡散していった。シャツをたくしあげて胸を露にした。
「揉んで……」
むんずと強い力が加わった。
「もっとやさしく。痛いわ」
「すみません。柔らかいものですね」
(ああ……いい……)
ペニスはあくまでも硬く、突き上げ続けている。
健吾に包まれたみたいで恍惚となって、高校生に抱かれているとは思えない。
「健吾くん……」
「なんでしょう」
「いえ、いいの、いいの……」
体の隅々まで気持ちよさが膨らんで爆発しそうになってくる。
(どうなっちゃうの?……)

「先生、母が帰ってきました」
「え……」
ガレージのシャッターの閉まる音が聞こえた。
「早く、イクの、イクの」
私は全速力で叩きつけていた。


 部屋のドアがノックされたのは処理が終わって一息つく間もない時であった。間一髪といっていい。
 慌てて髪を掻きあげて整え、服の乱れを見直した。

「先生、お疲れ様。休憩してください」
母親はフルーツロールケーキと紅茶を載せたトレーを机に置き、品のいい笑みを見せた。
「いつも丁寧にみていただいてありがとうございます。おかげさまでかなり成績も上がりましたのよ。特に数学」
「いえ、健吾くんの力ですよ」
「あら、暑いですか?」
「は?」
「汗をかいてらっしゃる。エアコンつけましょうか?」
「いえ、あの……」
健吾が平然と言った。
「さっき、脳を活性させるためのストレッチングを教わっていたんだ」
よくとっさにそんな嘘が出てくるものだ。
「そういうものがあるんですか。それで、何かミシミシ音がしてたのね」
さらに冷汗が出そうだった。

 処理に手間取った。それにはわけがある。
 急激な絶頂を迎える直前、
(ああ、イク……)
昂奮の悶えに見舞われて健吾の『袋』を揉み上げた。背面座位だから結合部が見える。膨らんだ玉袋を思わず掴んだのである。
「ああ、先生……」
初めて健吾の引き攣った声を聞いた。
「健吾くん……どうしたの?」
「先生、いっちゃいます!」
「なに?ほんと?もうちょっと」
言ったものの切迫している。
 咄嗟に引き抜き、
「ああ!」
振り返ると、ペニスからどっと精液が噴き上がったところだった。
 飛沫がスカートにも飛び散った。驚いている時間はない。
「はやく、拭いて」
大慌てをしたのだった。
 かすかに精液のにおいがしていた。
(気付かなかったかしら……)

 もうちょっとだったのに、どんでん返しのように頂上目前で転げ落ちた感じだ。
でも、あんなに余裕があったのになぜ急にいっちゃったんだろう。それはお母さんが部屋を出てから彼の口から語られた。

「あんなにアソコが感じるとは思いませんでした」
アソコとは、袋のことである。袋そのものというより周辺全体というべきだろう。
「急に出そうになったの?」
「はい。ほんとに急です。思うに、想定外だったからだと思うんです」
「どういうこと?」
「ぼくの脳はペニスに集中してコントロールしていました。ほかの部分はインプットされてなかったんです。ですから予想外の性感に脳が制御を失ってしまったと。そういうことだと思います」

 ついさっき夥しい液を噴射したばかりだというのに冷静に言う。この子の思考はコンピューターみたいに働くのかしら。
 だけど弱点がわかったともいえる。健吾がいくら頭がよくてもセックスの経験は乏しい。ネットでいくら体位を調べたってまだ知識の段階のようなものである。経験は私の方が上だ。
 挿入だけではマシーンのように挿されてこっちが負けてしまうけど、方法はいろいろ考えられる。現に玉袋であえなく射精した。
(ゲリラ戦法……)
必ず屈伏させてやろう。
 私はまだペニスが挟まった感覚が消えず、ともすれば崩れそうな膝の危うさを感じながら決意を噛みしめていた。 




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