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水面の少女 加奈
【レイプ 官能小説】

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交接の人形 ☆-1


 体育館の第二用具室

そこは普段は使われる事が無く、人の出入りもほとんど無い場所。
ここで少女は何度か、敬人に求められるまま身体を開いていた。

めざとい留吉はそれに気が付くと、今回のハッタリ作戦に出たのだ。
実際に留吉は、二人が何をしているのかまで見た訳では無く、単なる憶測であった。
しかし今回は天が味方したかが如く、タイミングが良かった。
いくら少女と言えども、そうそう騙されるものではない。
敬人と別れた直後で精神的にも不安定で、尚且つその少女の心の隙間に上手く付け込めたのである。

 しかしここからが、留吉の腕の見せ所真骨頂である。
力づくで強引に少女を犯しても、一時的な物で意味は無い。
それに変に大声を出されて騒がれても困る。
まずは、布石を打つことである。
周囲を見渡しながら用具室に入ると、突然留吉は歩美にひれ伏し懇願しはじめる。

「お願いだ、一度で良いから見せてくれ。そしたら誰にも言わないし、ビデオもくれてやる。頼む、お願いだ」
まるで拝む様に手を合わせ、年端もいかぬ少女に懇願する老人の様な男。
傍から見たらひどく滑稽な状況である。
もちろんこんな馬鹿げた事を、たかが少女の裸を見る為に、本心から留吉がしている訳では無い。

 少女も、もちろんこんな気味悪い爺さんに見せるのは嫌である。
それどころか同じ空間で呼吸する事さえ吐き気がする。
少女はそう思いながらも困惑の表情を浮かべる。

(もう一息だ。どの道断る事は出来ないはずだ。もっとも断ったら、断ったで別のヤリようもある)
留吉は少女の表情を盗み見ながら、さらにたたみかける作戦に出る。
少女の前に跪くと頭を擦りつけて土下座して頼みはじめる。


「…… 本当に一度だけだから、それに誰か入ってきたら困るんで上だけ。それと、そのテープを先にここへ出してからにして下さい」
暫しの沈黙の後、歩美の口から言葉が続く。
留吉は頭を上げて少女を見上げる。

(クソッ、何が上だけだ。それに意外に慎重なガキだ。しかし、それもこちらの想定内ってやつだ)
留吉は心中にて毒づきながらも、ポケットから空の小型テープ出し少女に見せる。
手を伸ばしテープを受け取ろうとする少女に、留吉はテープを再びポケットにしまい首を横に振る。

「まず先に脱いでもらわないと」
留吉がそう言うと、少女は背を向け制服のリボンに手を掛ける。
次いで上着のフロントジッパーを下ろし始める。


 ほんの数秒。
その僅かなタイミングを留吉は見逃さなかった。
すかさず物陰に隠して置いたビデオカメラの録画ボタンを押す。

ほぼ同時に少女がこちらを向く。
制服の上着前がはだけ、ペパーミントグリーンのブラが露出する。
中学2年生とは思えぬ胸元の膨らみは、ブラがはち切れんばかりのボリュームである。

(何持ったえ付けていやがる、そんなもんで済むと思っているのか。このガキ、どうせ石崎のガキとガッポガッポやってるくせに)
その対応にごうを煮やした留吉は、見かけに似合わぬ素早い動きで少女の背後に回り込む。
すかさず右手で少女の口元を押さえ、左手で少女に抱きつく様に抑え込む。
そしてこう耳元で囁く。

「見られるのが恥ずかしいのなら、こういうのはどうだ。これならこちらからは見えない、その代わりに」
留吉の左手が少女の胸元を弄り始める。

「5分だ、5分だけだ、5分だけ見せない代わりにこうして揉ませてくれ。お願いだ」
ここへきて、再び少女に媚びへつらい始める留吉。

どの道この位はされる事は覚悟していた少女は、渋々ながら首を縦に振り留吉の右手を外させる。
しかしその隠された真意は、後日少女を淫極の底に突き落とす事になる。

左右両手が自由になった留吉は、これ幸いに少女の背後からその豊満な胸をあえてブラの上から揉むだけにした。
そうして仕掛けたカメラに対し、少女が正対する様に仕向けるのである。
結果的にそれは留吉の姿は映らず、少女のみが背後よりその胸を揉まれつつ抵抗せずその身を任せている様に見て取れる物になる。
さらに留吉は直に触れず、下着越しである事を条件に少女の下半身にも手を伸ばす。

 それはカメラの対面に位置し、自ら両脚を拡げスカートの中を曝す結果となる。
少女にして見れば、当然その様な姿態を撮られている認識は無い。
胸はブラの上から触られ、相手から見えない角度で両脚を開かされ太腿周辺を軽く触れる事を許したのみである。
ある意味直に素肌を曝し、この男の更なる劣情を引き出すよりは良いと判断したのだ。

その辺の少女の心理を逆手に取った留吉の作戦勝ちである。
そしてビデオカメラのレンズは、冷たくその行為を記録し続ける。
小沼歩美がそのビデオの存在を留吉から告げられたのが夏休みに入る直前であった。

当然歩美の夏休みは臭気漂う留吉のアパートで、野太い陰茎に貫かれ続ける日々となるのである。
それはまさに藤岡留吉が当初より思い描いた「画」通りの結果であった。


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