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プロの姉
【姉弟相姦 官能小説】

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シーン3-1

「ふーっ」
「…あ」
「敏感なんだ。今のアドリブ。これからね」

 美和は弟の物欲しそうに勃起したペニスの先端に息を吹きかける。亀頭に凝縮した風のような感触に鳥肌が立ちそうな感覚にとらわれた。歴戦のAV男優には通じないであろう挑発に機敏に反応する彼がおかしくもあり、優位に立ててる実感と彼にとって最初の異性としての自覚を強くする。

「頼む」
「んっんっんっんっ…」

 弟でなくともこの状況で男が望むものはプロでなくても容易に理解でき、裏筋から鈴口にかけて舐め上げると、そのまま初物を頬張る。美和は口は小さめでも慣れていて、一旦しゃぶりつくとテンポよくピストンした。カリと竿の半分辺りまでに集中した動きでぐじゅぐじゅとやらしい音も姉の計算ではと思いつつも、弄ばれるのも悪く無いと思えていた。

「感じるの先の方?」
「うん」
「色っぽい息とちゅぱ音だったら、音の方に弱いんだ。あたしね、コントロールできるから、いっぱい…楽しませてあげるから」
「すげぇ、楽しみ…」

 口で刺激するには難易度の高い根元あたりを手コキしながらチロチロと先端やカリの裏などを舐め回しつつ、プロらしく間を持たせながら弟の反応と心理状態を伺い、会得したテクニックから最適であろうものを美和は選び出す。

「んっ!…んんっ…んぷっ…」
「う…おおっ…ぁ…」

 まず根元をしっかり支えて角度を一定にすると、美和は口からペニスを出し入れする過程で首ごと捻りを加えると共に口の中では亀頭に舌を張り付かせるローリングフェラを繰り出す。
 ランダムな動きと刺激が加わる箇所も不規則で、先ほどと異なるクチュクチュという小刻みさを示す音を立てると亮太は堪えるタイミングや勢いが弱まり、ガマン汁を垂らし始めていた。

「見て、糸引いてる。フィニッシュは根元まで咥えるのと、バキュームフェラとどっちがお好み?」
「バキューム…かな」

 再び中断して舌を伸ばしてそこに透明なガマン汁が糸を引いて鈴口とつながっているさまを見せた。美和はガマン汁の味とねとつく感じを舌でキャッチし、彼の快感の高まりを理解し、仕上げの手法を決めさせる。年上で技量でも完全に圧倒されていても、完全に見透かされているのは照れくさく、彼は思わず目をそらす。

「んぶっ…んぼぉ…あぶっ…んくっ…」
「美和、もうダメ…ぃくぅ…おぉっ…」
「んっ!」

 ディープなのよりも激しさを望むのも若さと思い、当然会得しているので強い吸い付きとずずずっと派手に鳴らしながら弟の顔を見上げるまでもなくオーガズムが近いと読み取ると、瞬時に本気を出して射精させた。
 前日からオナニーはしていないし、手コキを併用した省力的で作業風のものでなく、AVで見た定番のバリエーションをひと通り経験できて最後は理想の技で果てれたので、亮太の快感は大きく、射精の勢いも激しくて美和の口の中に打ち付けて上顎の裏側のザラザラした箇所にも跳ねて図らずも敏感な箇所を刺激する。
 射精の瞬間に止めるのは絵的には映えても絞りだす行為や直後の敏感さもあるのとの経験則を風俗嬢のように行動に移し、軽く数回動いてから嚥下して黙々とお掃除フェラをしてから亮太を自由にした。

「飲んじゃった…の?てっきり、『こんなに出たねー』って流れかと」
「車の中でごっくんがいいって言ったでしょ。新人の頃、やらされて…NGじゃないからって。今となっては成長するきっかけよ。事前の飲み物や薬が影響して味が変わる事もあるって話」
「一度口の中を見せてから飲み込むのとかあったな。フェラの時は音がしたのに飲む時は地味なのが妙に礼儀正しいなって、特上のご奉仕です」
「出てからも、すぐやめなかったのもよかったでしょ?」
「地味に来るね。いかにも分かってる人にされてるみたいで」
「出した瞬間に終わりってのは、物足りないんでしょ?女の都合だし、あたしはもう…いちいちキャッとかならないし」

 賢者タイムは美和も知っており、仕事だとテンションが上ってるのでそのままろくに間を置かずに続行もあるが、プライベートで気心の知れた弟との行為では彼以外の都合を考慮する必要もなく楽しんで行えたし褒められて悪い気はしない。
 亮太はからかわれることなく希望も叶えられたので、姉が自分のテクはその辺の風俗よりいいというのは当たってると感じた。きっと見た目や男性器によっては素だとまずパスしてるだろう男優にも耐えたであろう彼女の忍耐と職業意識に敬意が生まれる。

「その胸ってさ…」
「前に触ったでしょ?天然と同じ。脂肪だから、その下のコリってするのが乳腺。寝たら左右に流れるし、定期的にマッサージもいらないの」
「よかった、他の女のは触ったことがないし」
「じゃあ、期待に応えないとね」

 マニアの間ではたとえ大きくても偽乳と言われてあからさまな豊胸バストは半数からは嫌われるのを知っていたので、職業的にも自身の理想からもより自然な仕上がりになる方法を選んでいた。生理食塩水バッグなら日々の違和感や引退など様々な事情によってすぐに取り出せる利点もあるが、顔を整形した女性のように過去の自分との決別と体を張ってプロとして稼いだ証でもあるのでとても気に入っていた。美和は色っぽく微笑むと、黒ナース服のファスナーを首元からゆっくり下ろす。


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