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LADY GUN
【推理 推理小説】

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終わらない物語-19

 それは卑猥な光景だった。制服を着た、言わば本物の婦警が背後から抱きかかえられ中から精子が垂れ流れる女性器を公衆の面前に晒されているのである。その婦警が美人となれば、もしネットに流出されればきっと大きな騒ぎになるであろう。その美人刑事、皆川静香を抱きかかえる田口は積年の恨みを全て晴らした達成感に満ちた表情を浮かべていた。
 「たっぷり見たか?皆川静香の敗北した哀れな姿を?今日、2011年2月3日は皆川静香の記念すべき瞬間だ。女として、そして刑事として終わった記念日だ。ひな祭りならぬ、卑猥祭りだな、今日は!ハハハハハハ!」
田口の心の底からの笑いが響いた。
 田口は床に静香を投げ飛ばした。
 「あっう…!」
力なく転がる静香。無気力に床に仰向けになる。
 「もう好きにしていいぞ!もう用済みだ。ヤリたい奴はジャンケンで順番決めてヤッたらどうだ?」
田口の言葉に殆どの覆面男達の間でジャンケン大会が始まる。
 「よっしゃ〜!!」
1人の覆面男が雄叫びを上げた。
 「な、中出しオッケーですか?」
 「好きにしろ。」
 「へへへ!この女には一度万引きの疑いをかけられた事があるんすよ。やってねーっつーのに。」
 「そうか。じゃあ思う存分恨みを晴らせよ。」
 「あざ〜っす!」
すぐさま挿入する覆面は静香に向かい詰りの言葉を投げかけながら中出しした。順番で次々に犯される静香。みんな警察への恨みを静香に吐いて犯していった。それを見ている俊介の胸中は言うまでもなかった。
 「レイプ中出し輪姦か…。売れるな、これ。フフフ」
田口は皆川静香の哀れな姿を煙草を吸いながら満足げに見つめていた。
 「馬鹿な女の哀れな終焉か…。大した事なかったな。皆川静香!ハハハハハハ!!」
性器から複数の男の精子をダラダラと垂れ流す静香の姿を見て心の底から笑った。
 「ダメだ!待ち切れねぇ!!」
興奮した順番待ちの覆面男達は手当たり次第に婦警達を犯し始めた。
 「きゃあ!」
 「嫌!!」
婦警達の悲鳴が上がる。倉庫内の至る所で強姦が始まった。
 「何なんだ…これは…。一体何なんだよ…」
失意の俊介は目の前で起こっている異常な光景に頭がおかしくなりそうだった。まるで信じられない光景に夢であって欲しいと願う事しか出来なかった。
 一方、1人の覆面が田口の指示で静香を廃人にした動画や画像をパソコン中に保存した。
 「よーし、あと30分ぐらいで警察が来るはずだ!そろそろ終わりにして退散するぞ!!」
 「はい!!」
婦警を犯す覆面男達は射精を急ぐよう激しく腰を振り始めた。


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